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「厳重な処分を行う」近鉄採用担当者が就活中の女子学生に“不適切行為”

 東証一部上場企業の近鉄グループホールディングス(大阪府大阪市)。同社の採用担当者が就職活動中の女子学生に肉体関係を迫るなど不適切な行為を働いていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。近鉄は採用担当者に厳重な処分を行うとしている。

 近鉄グループHDは主力の鉄道事業のほか、あべのハルカスなどを運営する近鉄不動産や、近鉄百貨店などを傘下に抱えている。今年3月期のグループ売上高は約7000億円で、関西主要私鉄5社ではトップだ。

近鉄グループHDの小倉敏秀社長 ©共同通信社

 その近鉄の採用担当者・X氏に、不適切な行為を迫られたことを証言するのは、就職活動中の大学4回生、A子さん。X氏から「エントリーシートの添削をしてあげる」などと繰り返し誘われ、今年2月23日夜、大阪市内の和食屋で一緒に食事をすることになったという。その後、酔いが回った彼女がX氏にタクシーで連れて行かれたのは、ラブホテルだった。

 A子さんが振り返る。

「『エントリーシートは中で見るから』と言われて……。行為に及ばないようソファに座っていたのですが、ベッドに寝転がったXさんは『こっちに来ないと見られないよ』と言ってきた。採用に影響が出ると思った私は断れず、肉体関係を持ってしまいました」

 ラブホテルを出て解散した後、X氏はA子さんに〈最後、いろいろお誘いしてごめんね(笑)〉などとLINEを送っている。

X氏からA子さんへのLINE

 A子さんはその後、近鉄の選考を通過することはできなかった。

 X氏はどう答えるか。電話で本人に話を聞いた。