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「警察が駆けつけても彼が『出るな』と…」前澤友作氏の“側近”のモラハラDV《元未成年婚約者が告発》

「警察が駆けつけても彼が『出るな』と…」前澤友作氏の“側近”のモラハラDV《元未成年婚約者が告発》

意識高い系企業家モラハラDV #2

genre : ニュース, 社会

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 この募集に応募した4425名ものなかから、前澤氏の“側近”として選ばれたのが河本ひろたく氏(33)。デロイトトーマツコンサルティングやリクルートホールディングスなど有名企業を経て、スタートトゥデイに入社した。

 河本氏は前職の頃から、一貫して社会課題の解決を目指したビジネスモデルを生み出してきた。地域見守りサービスCOCOMOは2016年度のグッドデザイン賞を受賞し、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、障害者の就労支援・雇用支援などを行う株式会社LITALICOの執行役員を務めたこともある。

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河本ひろたく氏(ProSharing Consultingより)

社会課題の解決を目指す河本氏が抱える“課題”

 2021年1月1日、前澤氏は「前澤友作 第二創業開始」と銘打って、全14社へ総額100億円規模の出資をすると発表。この14社の中の1つが、河本氏が立ち上げ、社外取締役として携わっていた株式会社「小さな一歩」だ。ひとり親を支援する「養育費あんしん受け取りサービス」を運営し、子供やひとり親の貧困につながる社会課題の解決を目指しているのだ。

 一方で、元婚約者の女子学生A子さん(20)はこう語る。

河本氏とA子さん (A子さん提供)

「河本さんのビジネスは弱い人に寄り添うものです。それならなぜ私には優しくしてくれなかったのでしょうか……。婚約中には価値観を否定されるようなモラハラ発言や、大きな痣が残るようなDVも受けました。日々のストレスや恐怖などで精神安定剤を多用し、過呼吸になって救急車で運ばれたこともあります」

 A子さんと河本氏が出会ったのは2020年9月。それからすぐに“浮気疑惑”や“週刊誌トラブル”が浮上し、その後に突然婚約をするという、落ち着かない日々だった(意識高い系企業家 #1で詳報)。そんななか、A子さんが元交際相手のCさんに悩みを相談。Cさんが河本氏の自宅へ押しかけ、警察沙汰へと発展するトラブルが起きてしまう。