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 その直後、A子さんの携帯へは警察から何度も電話がかかってきた。無視できなくなった河本氏は「電話に出て、大丈夫だと言え」とA子さんに指示をしたという。

「言われた通りにしたのですが、警察は『大丈夫ですじゃ納得できないので、顔を見せて下さい』と食い下がってくれました。でも河本さんが携帯を奪い『本当にただのカップルの痴話げんかなんで。緊急通報は間違えて押しちゃったんです。迷惑かけてすいません』と伝え、電話を切ってしまった。その後も警察から着信がありましたが、出させてもらえませんでした」

河本氏に引きずられてできたアザ

 警察が駆けつけたことで河本氏は冷静になり、A子さんは難を逃れることができた。しかしA子さんの脚には、河本氏に引きずられた時に痣ができていた。

駅のトイレでA子さんが撮影した痣の写真

「翌21日、歩きながら母親と電話をし、昨日のことを報告していると『大丈夫? 写真見せて』と言われました。ちょうど駅のホームにいたのでトイレに入り、痣の写真を撮影。それを母親に送ると『ありえない!』と怒っていました」

 A子さんはこの日以来、河本氏の自宅へはほとんど帰らなくなった。

「友達と食事に行ったり、泊まりでゴルフへ行くと言い訳をして、徐々に河本さんの家へは帰らなくなりました。一度、実家に帰るからと嘘をついて旅行に行ったことがあるんです。でも嘘だとバレたのか、実家に電話をしてきたこともありました。

 河本さんからは私へも『なんで帰ってこないの? ここA子の家だよね?』と何度も電話がかかってきました。1日に20回くらいかかってきたこともあります」

 しかしA子さんは、楽しかった頃の思い出から、河本氏への気持ちを完全には吹っ切れずにいた。1月25日、A子さんは河本氏を試すためにこんな発言をしている。