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《被害女性に顔を寄せる容疑者写真》「ホンマ好きっすね」とイジられた56歳会社員は…大阪カラオケパブ刺殺
「小田和正を歌っていました」
普段は物静かな宮本容疑者だが、緊急事態宣言で店内でのカラオケが中止になる前は、自らマイクを握ることもあったという。
「彼は地味なサラリーマンという感じで、服装はいつもスーツ。場を盛り上げたり会話の中心にいるタイプではなかったですが、小田和正を歌っているのは見たことがあります。『ごまちゃん』は年齢層が高めのお客さんも多いので、店内でよく小田和正やサザンオールスターズのライブ映像を流していたんですが、そのライブ映像も楽しそうに見ていましたね」(同前)
前出の友人は、今も稲田さんの死が信じられないと言葉を詰まらせた。
「昔からまゆちゃんはアニメが好きで、この間話した時も『魔法少女まどか☆マギカ』の新作が出るから楽しみだと話していました。『綺麗になりたい』と言ってライザップに通ってダイエットも頑張っていました。一生懸命働いて自分の店を持って、家族の面倒も見て、本当にいい子だったのにこんなことが起きてしまって……」
妻子が待つ自宅に帰るよりも、稲田さんが笑顔で迎えてくれる「ごまちゃん」に通うことを選んだ宮本容疑者。11日、店を訪れたその2人の間で一体どんなやりとりが交わされたのか。
宮本容疑者は「店には行ったが、やっていない」と容疑を否認しているという。