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「僕の伝説はこれから始まるのです」大宮ネットカフェ立てこもり犯40歳は“女性襲撃”の常習犯だった

「室内の物が壊れているので、見てほしい」

 40代の坊主頭の男は、20代の女性従業員にそう声をかけ、個室ブースへと招き入れた。しかし、室内に壊れたものなどはない。訝しげに女性がその場を離れようと背中を向けた瞬間、男は首を後ろからつかんで引き倒し、カッターナイフを取り出した。

「もう寝る」と言った2時間後に捜査員が突入

 現場は大宮駅にほど近い雑居ビルのインターネットカフェ。6月17日午後4時10分頃、「従業員が客に呼ばれてブースに入ったが、その後応答がない」という通報から事件が発覚した。約32時間にわたる立てこもりの末、6月18日、埼玉県警は監禁の容疑で住所不定、無職の林一貴(かずたか)容疑者(40)を現行犯逮捕した。

 立てこもり中、林は警察に対して「もう出るから、待て」と時間を稼ぐ一方、「お前らが入ってきたら、人質を傷つける。殺す」などと牽制を続けた。だが、18日午後8時頃、「もう寝る」と言って呼びかけに応じなくなったため、約2時間後に捜査員が突入。寝ていた林の身柄を確保した。

監禁現場のネットカフェ

「従業員は首や肘にケガを負っていたため、容疑を逮捕監禁致傷に切り替えて送検している」(警察関係者)

 林は栃木県の日光市出身。幼い頃に両親は離婚し、母の手一つで育てられた。

「目立つほうではなかったが、ぽっちゃりしていて、少しやんちゃだった印象がある。フィールドホッケー部でキーパーをしていて、当時流行っていた前髪を長く伸ばす、ヤンキーみたいなロン毛でしたね」(小中学校の同級生)