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連載シネマチャート

1995年、韓国・ソウル 高卒女性社員が大企業の内部腐敗に立ち向かう 「サムジンカンパニー1995」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

1995年、ソウル。大企業サムジン電子に勤務する、生産管理三部のイ・ジャヨン(コ・アソン)、マーケティング部のチョン・ユナ(イ・ソム)、会計部のシム・ボラム(パク・ヘス)は、入社8年目の高卒同期社員だ。優秀だが、学歴を理由に男性や大卒社員の補助業務に甘んじていた彼女たちは、昇進を目指して英語の学習に励んでいた。そんなある日、ジャヨンは自社工場から川に流出する汚染水を目撃する。会社が水質の調査結果を捏造し、事実を隠蔽していることに気付いたジャヨンたちは、真相解明に向けて奔走する。

〈解説〉

立場の弱い女性社員たちが、部署の垣根を越えて、会社の不正に立ち向かう。監督は『花、香る歌』のイ・ジョンピル。110分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆女同士の団結感。女子校体験者なので懐かしく愉しい。長い髪を仕事中に束ねることもない童顔ヒロイン。不自然では?

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆企業の内部腐敗や公害やグローバリゼーションの危うさを、手取り足取り解説してくれる。ただ、語りがのろすぎて閉口。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★切磋琢磨したところで女に生まれたら甲斐なしと信じて疑わない輩には仰天のほぼ実話。忖度なしの真っすぐさは壮快。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆社会派要素が満載な韓国版『ショムニ』の趣。グローバル化を軸に世相の転換期と現代の視座をつなぐ快活な大衆ドラマ。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆90年代のドラマの既視感を度外視する主演女優たちの面白パフォーマンスで好感度大。闘う女はいつだってキュート!

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『サムジンカンパニー1995』(韓)
7月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
https://samjincompany1995.com/

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