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連載THIS WEEK

女性初の赤坂護衛署長 夫のパワハラ疑惑も自ら“監察”

〈変わりゆく皇宮警察 初の女性警視正誕生〉

 この見出しは、朝日新聞7月3日付朝刊のもの。皇宮警察初の女性警視正として、菅廣子氏(57)が今春、赤坂護衛署長に就任したことが報じられた。赤坂護衛署は、天皇陛下ご一家や秋篠宮ご一家などが住まわれている赤坂御用地を所轄する皇宮警察の警察署だ。

皇居内に本部を構える皇宮警察 ©共同通信社

「1986年に護衛官となった菅さんは、現在113名いる女性護衛官の先駆けです。天理大体育学部出身で剣道の達人。99年には当時の天皇陛下とヨルダン国王の前で模範試合を披露したことも。お酒好きで豪快な人柄ですが、昇進試験は常に上位で初の女性警部となったのも、菅さんです。早くから将来を嘱望されていました」(警察関係者)

 さらに、女性護衛官ならではのこんな話もある。

「昔、当時皇后であった美智子さまのテニスのお相手をした時に菅さんが打ち込んだ球の軌道が変わり、お顔に当たってしまったことがありました。本人は冷や汗ものだったようですが、美智子さまは『手を当てていれば治るのよ』と気にするそぶりを見せず、菅さんは恐縮したそうです」(同前)

 実は、その菅氏の夫・X氏も皇宮警察で前々赤坂護衛署長だった人物だ。

「基本的に出会いが限られているため、女性護衛官には“職場結婚”も少なくありません」(同前)

 だが「週刊文春」は昨年10月8日発売号で、X氏の“パワハラ退職”を報じている。

「コロナに感染した副署長の復職の際、彼の席の周囲にパーテーションを設置したり、冠婚葬祭などで遠出を申し出た署員に対して『コロナに感染したら職を辞する』という念書を書いてから行けと迫ったりしたのです」(別の警察関係者)