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連載シネマチャート

生まれは貧しく育ちは過酷…没後50年、“怒れる老婦人”ココ・シャネルの“闘い”とは 「ココ・シャネル 時代と闘った女」を採点!

シネマチャート

〈解説〉

高級ファッションブランド「シャネル」の創業者ココ・シャネルの功績と実像に、“闘い”というキーワードで迫るドキュメンタリー。1883年の誕生から1971年の死に至るまでの激動の人生を、本人やジャン・コクトー、フランソワーズ・サガンらの証言の他、膨大なビジュアル資料を駆使して映像化。第二次世界大戦中にナチスの大物スパイと繋がった目的や、ドイツの敗戦後にパリを脱出してスイスに亡命し、10年もの間沈黙した謎を、近年開示された公文書を踏まえて紐解いていく。ジャン・ロリターノの3本目の監督作。ナレーションは俳優のランベール・ウィルソン。55分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆多くの映像が残っているのが有難い。意地悪顔の勝気な自信家ぶりに笑ったり感心したり。服飾史の記録としても貴重。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆資料映像の断片を頑張ってつなぎ合わせているが、彫りが浅く、説得力も足りない。TVドキュメンタリーの域を出ない。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆生まれは貧しく育ちは過酷。大戦終了後に富豪になった怒れる老婦人はシャネルスーツで大儲け。描かれた全てに仰天。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆元々テレビ用の一時間作品だが密度は高い。巨大な栄光の裏にある満身創痍を赤裸々に語る。作家サガンの率直な発言も。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆時代や理念をも纏う衣服。もう少し見せてもいいんじゃない?と映画の尺の短さすら未来的暗示に思えるシャネルの凄み。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©Slow Production-ARTE France

『ココ・シャネル 時代と闘った女』(仏)
7月23日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
http://cocochanel.movie.onlyhearts.co.jp/

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