2021年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。男性芸能人部門の第4位は、こちら!(初公開日 2021年2月10日)。
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「昨年12月17日に、息子が不起訴になったという正式な知らせが届いて、塞ぎ込んでいた家族にもようやく笑顔が戻りました。今回は、世の中の不条理を嫌というほど味わいました」
こう打ち明けるのは俳優の陣内孝則(62)である。
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〈陣内孝則 困惑告白!「息子は無実です…」長男が傷害容疑で書類送検!〉
昨年9月、『女性自身』(2020年9月15日号)にこんな見出しが躍った。記事の内容は、フジテレビに勤務する陣内の長男・A氏(32)がアイスホッケーの試合中に負傷したB氏によって6月に警視庁に刑事告訴され、8月に書類送検されたと報じるものだった。陣内が語る。
息子は「親父にまで迷惑をかけた」と涙
「書類送検されたときは報じられても、不起訴になったことはどこも報じません。子供の喧嘩に親が出るのはお恥ずかしいですが、記事が出たのは僕がこういう職業だったからという面もある。会社員で表に出られない息子に代わって、不起訴になったのを機にきちんとお話ししたいと考えました」
陣内が“悪夢のような日々”を改めて振り返る。
「この報道に妻はショックを受け、倒れてしまった。病院では心因性の不安抑うつ症状と診断され何も手につかなくなりました。息子も『親父にまで迷惑をかけた』と泣くのです。もし本当に息子に非があるなら僕も土下座して謝ります。しかし、息子に詳しく聞いてみると、どうも事実とはかけ離れた不可解な対応の連続だったようなのです」