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予約・利用内容をLINEで報告させていた

 加賀山氏は投稿で、社員らに予約内容または利用内容を子細に報告するよう求めている。それに応えて、社員らはLINE上でこんな投稿をしている。

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プレイ内容を報告
予約内容を報告

「100人近い役職者らの中から、若手を中心にノリがよさそうな人間や、断らなそうな人間が勝手に選ばれ、LINEグループに招待を受けるそうです。場合によっては加賀山氏ら上長から『グループに入れ』と電話が来ることもある。断れるわけがありません。全国の幹部が会議などで東京に集まる機会に実施され、支払いはもちろん自腹。風俗になど行きたくない者にとっては地獄です」(タマホーム社員)

「社長の関与の証拠を残さないよう、グループLINEに玉木社長自身は入っていない」(同前)が、仕切り役の加賀山氏は再三「社長のご紹介」「社長のご許可」と強調している。また社員も、社長への感謝を真剣に記している。

 やり取りはLINEだけでは済まないとの証言もある。

「玉木社長が出席するリアルな幹部会議でも、この件について幹部らが報告しあいます。さすがに露骨な表現は避け、『リフレッシュしました』『さわやかな風を感じました』などと隠語で報告する。玉木社長はそれを聞いて大爆笑し、『さすがの交渉力ですね!』などと冷やかすのです」(同前)

 セクハラ、パワハラなどに詳しい弁護士の山田秀雄氏に聞いた。

「一連のLINEは、上場企業のモラルとして不適切の極みですね。人事権などを握る優越的な立場の上司が風俗店利用を強く勧めるなど、『逆らえない』という圧が加わる状況が背景にあったとすれば、パワハラやセクハラに問われる可能性もあります」

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