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「でかい、高い、使わない」は大誤解 キャンピングカーに乗り換える人が増えている“納得の理由”

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「納車まで2年待ちもザラ」それでもキャンピングカーに乗り換える人が増えている納得の理由

キャンピングカーの市場が拡大している。「車が売れない」といわれる時代に、納車まで2年待ちという車種も続出している。キャンピングカージャーナリストの渡部竜生さんは「ペットと一緒に旅ができて、災害時にも役立つ。アウトドアが好きな人たちだけの乗り物という考え方はもう古い」という――。

写真=iStock.com/GoodLifeStudio ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/GoodLifeStudio

キャンピングカー市場はずっと右肩上がり

「キャンピングカーってはやっているらしいね」という印象を持つ人は多いのではなかろうか。日本RV協会によれば、2020年の国内のキャンピングカー生産台数は7434台、輸入台数は690台である。一般の自動車と比べれば1モデル分の販売台数程度だが、この市場は15年以上にわたり、毎年10%程度で右肩上がりの成長を続けている。

このため需要に生産が追いついていない。一部の輸入車を除けば、キャンピングカーは「受注生産」が普通なので、通常でも契約から納車までは数カ月かかる。これが人気のワンボックスベースの車種では1年半~2年待ちがザラになっている。

納車まで待ちきれず、中古車を探す人も増えている。もともとキャンピングカーは普通車と比べてモデルチェンジが少なく、10年以上たっても価格が落ちにくい。新車市場の人気を受けて中古車市場も活発になっており、人気車種は新車と変わらない価格で取引されている。

一方、キャンピングカーには「大きい」「高い」「使わない」というネガティブなイメージがある。実際、私が乗り始めた20年前にはそう言われた。キャンピングカーショーの会場でも「こんな(高い)もの買って、いつ使うの⁉︎」なんていう夫婦喧嘩を目にしたものである。

しかし、私はこうしたかつてのイメージは「誤解である」と断言できる。順を追って説明しよう。

普段使いもできる「バンコン」が一番人気

輸入キャンピングカーをはじめとする大型のキャンピングカーは、派手な見た目も相まって、どうしても目立つ。それが強烈なインパクトになり、キャンピングカー=大きいもの、という思い込みにつながっている。しかし実際に「大きい」キャンピングカーは、市場全体のごく一部にすぎない。