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28年連続連ドラ出演中 “声をかけづらい”稲森いずみ49歳はなぜ仕事が途切れないのか

 稲森いずみ(49)が新型コロナウイルスに感染したことを27日、所属事務所が発表した。稲森は現在、日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)に出演中。TBSによると29日の第9話は予定通り放送し、今後の撮影については「状況を見ながら」としている。

 28年連続で連ドラ出演するなど、息の長い俳優活動を続ける稲森の仕事と私生活を報じた「週刊文春」9月2日号の記事を公開する。

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 鈴木亮平(38)扮する救急救命医らの活躍を描いた「TOKYO MER」(TBS)。8月15日放送の第7話から登場した警視庁公安部のキャリア課長。演じるのは稲森いずみ(49)だ。

「黒のパンツスーツで颯爽と現れ、鈴木と対峙。鈴木の秘められた過去を知る敵役の立場で、冷たい視線と突き放すような言葉がハマっている」(放送記者)

転機は1996年の「ロンバケ」

 1989年、高校3年時にモデル活動を始めた稲森。94年に西田ひかる主演のフジ月9「上を向いて歩こう!」で女優デビューを果たした。

大河ドラマにも「義経」「篤姫」「八重の桜」と3本出演 ©AFLO

 転機は96年。木村拓哉主演「ロングバケーション」(フジ)で、山口智子の後輩役に抜擢されたのだ。

「平均視聴率30%に迫る大ヒットで、稲森のクールな容姿も注目を浴びた。翌年には反町隆史・竹野内豊主演の『ビーチボーイズ』(フジ)でスナックのマドンナ役を演じた」(同前)

 大ヒット作2本出演というダッシュを決めた稲森。余勢を駆って98年「ハッピーマニア」(フジ)で連ドラ初主演を果たした。

「松たか子、広末涼子ら90年代後半の“連ドラ女王”の一角に割って入るかに見えた。だが、不思議とそのあとが続かなかった」(ドラマ制作関係者)

 その次の主演作は2002年の「プリティガール」(TBS)と4年空いた。