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眞子さまと小室圭さんのご結婚は新皇室の危機 なぜ側近は皇族の恋愛リスクに鈍感だったのか

「眞子さま百年の恋は新皇室の危機」#1

2021/09/24

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚については、今なお国民のあいだでさまざまな議論が巻き起こっています。「文藝春秋」は秋篠宮家の内実を報じてきました。ノンフィクション作家・保阪正康氏による「眞子さま百年の恋は新皇室の危機」(「文藝春秋」2019年6月号)を特別に全文公開します。(全2回の1回目/後編へ続く)

(※年齢、日付、呼称などは掲載当時のまま)

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皇族の恋愛問題は起こるべくして起こった

 なんら解決の兆しが見えぬまま、とうとう元号を跨いでしまいました。秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭氏の結婚問題のことです。

 お二人の婚約内定が発表されたのは、2017年9月。赤坂東邸で行われた会見では、眞子さまが「太陽のような明るい笑顔」と小室氏を評すれば、小室氏が眞子さまに対して「月のように静かに見守ってくださる」と応えるなど、その場はお二人の将来を祝福する雰囲気に包まれていました。

眞子さま ©JMPA

 この時、恋愛結婚であることがお二人の口から語られました。国際基督教大学(ICU)に通っていた2012年からお付き合いを始め、2013年12月に小室氏から、「将来結婚しましょう」との申し出があったというのです。

 お子様の自由意思を尊重する、秋篠宮家ならではのことと言われました。なぜなら、ご両親も皇室には、ほとんど例のない大学のサークルで育まれた、純粋な恋愛結婚だったからです。

帝国ホテルで結婚式が開かれる予定だった

 順調に行けば、2018年3月には納采の儀、11月には帝国ホテルで結婚式が開かれる予定でした。

 しかし、婚約内定会見のわずか3カ月後の2017年12月、状況は一変します。小室氏の母と元婚約者との間に、金銭トラブルがあったことが週刊誌で報じられたためでした。

小室圭さん ©JMPA

 年が明けてからも、相次いで小室氏に関する様々な問題が明るみに出て、とうとう昨年2月、「色々なことを急ぎ過ぎていた」「充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切」との理由で(お二人の「お気持ち」宮内庁公表)、ご結婚の延期が発表されました。

 小室氏は後に、金銭トラブルについて代理人弁護士を通じ、「解決済みの事柄であると理解してきた」とする文書を公表しました。しかし元婚約者は納得しておらず、事態の収束は見通せない状況です。