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2021/09/22

 2020年秋には発表するとみられていた文書についても、表現などの相談をなさったという。

「ご相談を受けた人の中には、『愛情を受けて育ててもらったのですから、今うかがった話をご両親にしない状況は良くない』とあえて申し上げた方もいたようです。眞子さまは納得していないご様子で、考えていらっしゃったといいます」(宮内記者)

ご両親に小室さんの留学成果を説明

 その後コロナの感染拡大で世間は騒然となるが、緊急事態宣言が解除された5月、眞子さまは再び行動に出られた。4月に米フォーダム大学のHPに小室さんがもう一人の学生と共に大学OBである金融専門家にインタビューした音源がアップされ、ほぼ同時にニューヨーク州弁護士会のビジネス法部門が発行する専門誌にも論文が掲載された。眞子さまは、このことを小室さんの留学の成果として、ご両親である秋篠宮ご夫妻に説明されたという。

2021年、紀子さまのお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 コロナ禍で外出が減り、家族が揃う機会が増えたことで、一時期は口も利かなかったご両親との会話が戻ってきたといわれた。

 ご両親の姿勢はその頃から軟化し始めたようだ。夏になると、「強く反対されていた秋篠宮さまも結婚を許す意向に変わってきた」という情報が漏れ伝わってきた。

 結婚容認への流れが決定的になったのは、今年9月11日の紀子妃殿下54歳のお誕生日に際してのお言葉だ。

「長女の結婚については、対話を重ねながら、親として娘の気持ちを受け止め、一緒に考えていくことが大切だと考えています」と語り、「長女の気持ちをできる限り尊重したい」と踏み込まれたのだ。

 ご両親の理解を得られたのだろうか。眞子さまが9月、8カ月ぶりの公務で日本橋三越本店に外出された時の表情は、実に晴れやかなものだった。11月の「立皇嗣の礼」に向けて秋篠宮家は、足並みを揃えられていた。

皇嗣となられた秋篠宮さま

生きていくために必要な選択

 眞子さまが長い時間をかけて準備された「お気持ち」を公表したのは「立皇嗣の礼」の5日後の11月13日のこと。冒頭で「両親の理解を得たうえで」と前置きしたうえで、自分と小室さんお2人の気持ちをこう表現した。

〈私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です〉