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女性蔑視、痴漢、ハラスメント…「愚行おじさん」への「おじさん予備軍」“静かな怒り”

2021/09/22

source : 提携メディア

genre : ニュース, 社会, 働き方, 企業

女性蔑視、痴漢、ハラスメント…「愚行おじさん」に怒るおじさん予備軍(ウイケンタ)

 

39歳になり、とある「怒り」を感じることが増えたというライター・コラムニストのウイケンタ氏。自身の経験を踏まえ「生きやすさ」について気づいたこととは?

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「30歳を過ぎたら5年に1回しか年を取らない」感覚

この夏、39歳の誕生日を迎えました。

30代になってから誕生日に一喜一憂することが減ってしまいました。僕は「30歳を過ぎたら5年に1回しか年を取らない」ということを感じます。30歳から34歳は同い年、35歳から39歳は同い年という感覚です。

34歳はアラサー、35歳はアラフォーと言われることが多いので、一応ここの区別はしていますが、30代の日々は20代よりも淡々と過ごすことが多く、僕のように結婚してこなかった独身はライフイベントの少ない日々ですので1つ年を取ろうが去年となんら変わらぬ、まるでドラマの再放送のような日々がやってくるわけです。実際、38歳から39歳になったときは物音一つ立てずに年を重ねました。

しかし、そんな謎の理論に身を任せ、のらりくらいと牧歌的に過ごしていた30代もラストダンス。来年は40歳です。

「若者」「おじさん」の定義とは

ここ数カ月、コロナ関連のニュースでよく耳にするワードがあります。「特に20歳から39歳の若者層で感染が広がっている」です。なるほど、30代は若者か。

そういえば渋谷にできた若者専用ワクチン接種会場も「対象は16歳から39歳までの若者」と報道されていました。なるほど。39歳はまだ若者らしいです。

つまり、それは「40歳は若者ではない。まごうことなきおじさんである」ということを意味しています。

そんなまごうことなきおじさん予備軍こと、僕。

最近「怒り」を感じることが増えました。その怒りとは、一部のおじさんに対する怒りです。

カフェで出会った「愚行おじさん」の話

つい先日、カフェのカウンター席でパソコンを開き仕事をしていました。そのカウンターには各席にコンセントがあり、Wi-Fiも完備です。つまり、そこでスマホやパソコンを操作してもいいですよというカフェです。