昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「もうこの人とは話したくない」ビジネスも恋愛もうまくいかない人に共通する"ある口癖"

source : 提携メディア

genre : ライフ, ライフスタイル, 社会, 働き方

「もうこの人とは話したくない」ビジネスも恋愛もうまくいかない人に共通する"ある口癖"

話がうまい人と下手な人はどこに違いがあるのか。『心をつかむ話し方 無敵の法則』(アスコム)を出した放送作家の野呂エイシロウさんは「話がつまらない人ほど自分の話をしている。大切なのは相手の話を肯定し、共感することだ」という——。

写真=iStock.com/maruco ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/maruco

どんなときも一言目は「そうですね」と言うべき

あなたは次のような会話を見て、どう思いますか? なんてことのない会話ですが、AさんからするとBさんは「超つまんない人」かもしれません。

A「ここのラーメン美味しかったね」

B「私には少し味が濃かったかな。もっと君の好きそうな店知ってるけど、今度行こうか」

A「あの俳優さん素敵だよね」

B「うーん、相手の女優さんのほうが演技はよかったけどね」

Bさんに悪気はなくても、なんだかモヤモヤします。Aさんの意見を否定するニュアンスがあるからです。

話の上手な人は、相手の意見がどんな内容でも、難しくてもくだらなくても、もちろん自分の意見と合っていようといまいと、まずはきちんと聞いて受け止めます。

シチュエーションも、相手との関わり方も一切関係ありません。改まった会議であろうと、打ち解けた飲み会であろうと、友達と遊んでいるときも愛する人とデートのときも、子どもでもお年寄りでも、みな共通です。どんなことを問われても一言目は「そうですね」とか、「そうだね」になるのです。

もちろん自分の考えを伝えたいときはあります。そんなときは、まず肯定したあとで、「でも私は……」という風につなげばいいだけです。

重要なのは「まずは共感すること」

大差ないように思えるかもしれませんが、まず肯定するだけで相手の受ける印象は大違いです。ポイントは「あなたの意見はその通りですね。でも、こんな考え方もありますよ」という、両方を活かした言い方にすること。

たとえ相手が間違っていると思っても、まず「そうだね」と言うちょっとした気づかいが実は重要です。

そもそも僕は、ビジネスでも恋愛でも、正解は多数存在していると思っています。もちろん、法律を反するようなことは論外ですが、そうでない限り、どんな考え方もそれなりに正解なのです。