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選手たちも呆れた東京五輪のあるシーン

 普段の行動から“いい人”感が溢れている。代表関係者が明かす。

「食事会場では、選手やスタッフ全員が先に食べ始めるのを待ってからビュッフェの料理を取りに行くほど“選手ファースト”。誰に対しても腰が低いし、悪く言う人はいません」

 五輪代表監督も兼任していた森保監督だが、メダル獲得を逃した東京五輪ではこんなシーンもあった。

 準々決勝のニュージーランド戦。延長に入る直前、吉田や遠藤航が中心となり、ホワイトボードを使って戦術の議論を闘わせていたが、監督は離れた場所にポツンと立って眺めているだけ。仕舞いにかけた言葉は「この流れでいいぞ!」。選手たちの間では「いやいや監督、ヤバイ流れでしょ」と呆れた空気が広がった――。

 就任当初から日本人選手が苦手とする「プレーの自主性」を高めようとしてきた森保監督だが、「あまりにも選手任せで、悪く言えばほったらかし。勝負に徹するシビアさや局面を打開する戦略もない。選手たちも『監督の人柄は好きだが、このままでは勝てない』と危機感を抱き始めている」(サッカー専門誌記者)。

「ポイチさん」と呼ばれて慕われてきたが、このまま“ポイ”されても仕方ない。

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