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園児の感染後に京都へ慰安旅行、55人に感染拡大…“クラスター保育園”に保護者激怒 園長を直撃

source : 提携メディア

genre : ニュース, 社会

【独自】園児の感染後に京都へ慰安旅行、55人に感染拡大…“クラスター保育園”に保護者激怒 園長を直撃

 

大規模なクラスターが発生した保育園。渦中の園長を直撃取材した。

18日ぶりに再開 保護者の思いは

保護者に付き添われて登園する園児たち。神奈川県南足柄市にある保育園の様子だ。この保育園は、10月18日から保育の受け入れを再開した。

 

休園していた理由は、ここで発生した新型コロナウイルスの大規模クラスター。全国的に感染者が減少傾向にある中、この保育園では55人が感染するクラスターが発生した。

 

園児の保護者に話を聞いてみると…。

園児の保護者:
再開したことに対しては、まだ早いんじゃないかという気持ちがあるんですけれど、そうも言っていられないので。ちょっと複雑です

クラスター発生を受けて16日に行われた保護者会では、園長の説明が不足しているとして紛糾する場面があった。

 

保護者:
「こうすればよかった」「すみません」とか、それを聞きたいんじゃないんですよ!これからどう改善していくかを聞きたいんですよ!安心して預けられないじゃないですか!

 

園児の陽性判明当日に”慰安旅行”で京都へ

始まりは9月17日、園児1人の新型コロナ陽性が判明。しかし保護者に報告はなく、職員らは判明した当日に慰安旅行で京都へ向かった。

 

保育園の園長はこの行動について、保護者会でこのように説明していた。

園長:
京都旅行に出かけてしまいましたのも、毎日がんばってくれている先生たちと楽しい時間を過ごしたいという思いが強かったです

 

この旅行後、職員・園児の感染が次々と判明。

最初の感染者の判明から約2週間が経つ、9月30日に初めて保護者に報告のメールが届き、検査をしたところ園児41人、職員14人の計55人の感染が判明したのだ。

 

園児の保護者:
陽性者が出てしまうのはしょうがないことだと思っています。ただ、それを最小限で食い止めなかった園に対しては、本当にもう怒りしかないですね

慰安旅行への参加は「強制的ではない」

園児の感染判明後の慰安旅行。この旅行を強行した渦中の園長を直撃取材した。

――保護者からはどんな反応があったか

園長:
「大変不信感を持った」と厳しい意見をいただきました

 

園長:
(職員の旅行参加は)強制的ではないです。ただ、私の日ごろの言動でそういう…断れなかったんだなということも確認しております。申し訳ありません、本当に時間がちょっとないので、申し訳ありません

 

再開した保育園では、全職員が保護者に謝罪。園では再発防止に向けた感染症対策の徹底を行うとしている。

(「イット!」10月18日放送より)

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