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遠征先の“原宴会”がつらい…時代に逆行する巨人・原辰徳監督の“軍隊式”で有能なコーチがいなくなる

 セ・リーグ2連覇から一転、今季3位に沈んだ巨人。終盤に大失速し、一時は4位の広島にも肉薄された。

「10月10日に日刊スポーツが『原監督続投へ』と報じて以降、チームは金縛りにでもあったような沈鬱なムードに。結局、10連敗を喫しました」(番記者)

 原辰徳監督(63)は10月23日、複数年を軸に続投が決定。併せて阿部慎之助作戦コーチの一軍残留も発表されたが、来季の組閣には早くも不穏な空気が漂う。

来季で監督生活16年目に突入 ©共同通信社

「巨人時代に実績を残し、指導者としても優秀なOBが、コーチの誘いを断わったと聞きました。『パワハラ気質の原さんの下では絶対にやりたくない』と。原監督は選手に直接感情をぶつけない分、コーチに対して厳しいんですよ」(同前)

 今季は石井琢朗一軍野手総合コーチが突然、打撃コーチを解かれ、10月には三軍コーチに“左遷”された。

「不振に悩む丸佳浩の起用法について、原監督に『スタメンで使わないなら二軍に落として調整させた方がいい』と進言したところ、『俺の専権事項に口出しするのか』と怒りを買ったようです」(球団関係者)

 巨人での選手経験がない石井コーチをはじめ、“外様”のコーチには特に風当たりが強い。横浜、ヤクルト出身の相川亮二バッテリーコーチは成績次第で一軍と三軍を行ったり来たり。ソフトバンク出身の杉内俊哉投手コーチも一軍から二軍に“降格”させられた。

「一方、生え抜きの元木大介ヘッドコーチや、ゴルフ仲間の後藤孝志野手チーフコーチら原監督の子飼いメンバーは何の責任も問われない。石井コーチは選手たちの信頼も厚かったが、すっかり嫌気がさし、来季は古巣のDeNAのコーチに内定しているとか」(同前)