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連載シネマチャート

女が死に絶え、男の“心の声”がダダ漏れに…人類がたどり着いた惑星の「秘密」 「カオス・ウォーキング」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

2257年、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた星、ニュー・ワールド。その星では、男たちの心の声がすべて“ノイズ”としてあらわになり、女はすでに死に絶えていた。プレンティス(マッツ・ミケルセン)が支配する町で最後に生まれた青年トッド(トム・ホランド)が、墜落した宇宙船を発見する。生存者のヴァイオラ(デイジー・リドリー)は、トッドが生まれて初めて目にする女性だった。プレンティスは、地球から偵察に来たという彼女を利用して、ニュー・ワールド全体の支配を企てる。ヴァイオラを守ることを決意したトッドは、彼女との逃避行の先々で、この星に隠された秘密に遭遇する。

〈解説〉

『バリー・シール/アメリカをはめた男』に続くダグ・リーマン監督作。約250年後の惑星で、主人公の青年が奮闘するSFアクションアドベンチャー。109分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆脳内の思考が〈ノイズ〉としてさらけ出されるという描写は面白いが、衣裳に創意が感じられず。2257年らしさが欲しい。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆作り物感が強く、語りから熱が伝わらない。「ノイズ」のもやもやしたイメージがくどくて、危機の到来と脱出も惰性的。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆父権の洗脳は臆病なせいと垣間見える展開が面白い。ノイズの映像もなかなか。シリーズにして詳細を楽しみたかった。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆ノイズと称される心の声のダダ漏れに失笑。不具合の多い作品だが、原生林の中の少年少女の姿が甘酸っぱくて捨てがたい。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆SF的ディストピア感の乏しさか?ネス原作『心のナイフ』を紙で読んだ方が面白そう。マッツの首長はファンなら眼福。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『カオス・ウォーキング』(米・カナダ・香)
TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
https://cw-movie.jp/

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