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性暴力を告発後、消息不明だった中国女子テニス選手がIOCバッハ会長とテレビ電話で会話

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IOCバッハ会長、彭さんとテレビ電話 消息不明の中国女子テニス選手

21日、中国の女子プロテニス選手、彭帥さん(右)とテレビ電話で話をする国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長(IOC提供・AFP時事)

 【ロンドン時事】中国の女子プロテニス選手、彭帥さん(35)が共産党幹部の性暴力を告発した後、消息不明になっていた問題で、国際オリンピック委員会(IOC)は21日、トーマス・バッハ会長が彭さんとテレビ電話で連絡を取ったと発表した。彭さんは北京の自宅で安全に元気で生活していると説明したという。

 欧米から彭さんの安否に懸念表明が相次ぐ中、IOCは事態の沈静化を図り、来年2月に開催予定の北京五輪への影響を回避する狙いがあったとみられる。バッハ会長は北京入りする来年1月に彭さんを現地での夕食に招待し、快諾を得たという。

 IOCによると、30分間のテレビ電話にはIOC選手委員会のエマ・テルホ委員長(フィンランド)らも参加した。彭さんはIOCに感謝を述べた上で、今は自身のプライバシーを尊重してほしいと話し、友人や家族と過ごすことを希望。今後もテニスは続けていく予定だという。

 彭さんは、共産党最高指導部メンバーだった張高麗・前筆頭副首相(75)との過去の不倫関係を告発後、行方が分からなくなっていた。テルホ氏は「私たちが最も心配していた彭さんが元気にしているのを見て安心した。リラックスしているように見えた。私たちのサポートを提供し、彼女が都合の良いときにいつでも連絡を取れるようにした」とコメントした。

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