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2021/11/26

source : 文藝春秋 2012年1月号

genre : ニュース, 皇室

学習院ではない“異例の選択”

 昨年春に東京都文京区にあるお茶の水女子大学附属幼稚園に入園した。宮さまや兄皇太子さまは学習院幼稚園に進まれただけに、国民からは少なからず異例のことと受け止められた。

 この選択はご夫妻が3年保育(学習院幼稚園は2年保育)を強く望まれたことのほかに、「早い段階から子供たちの社会に入れたらよい」との気持ちからのようだ。

2021年、悠仁さまのお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 幼稚園では、庭で友達と虫探しをしたり砂場遊びをしている。室内では木製の線路をつなげて電車ごっこをするなど元気な様子だ。紀子さまは「幼稚園生活を始め、自分がしたこと、うれしかったこと、驚いたことや不思議に思ったことなどを目を輝かせながら話してくれます」と話し、宮さまは「幼稚園をエンジョイしているようなので、私もうれしく思っております」と喜んでいる。

 今年、悠仁さまは幼稚園生活2年目。年中組となったが、昆虫や植物への興味が続いている。夏場は昆虫採集と畑仕事に熱中したようだ。宮邸だけでは飽き足りず、毎週末はご両親と一緒に御所に出掛け、両陛下に挨拶をした後、皇居の森で昆虫採集をした。悠仁さまと紀子さまが虫取りに出掛けている間、宮さまは天皇、皇后両陛下と歓談する。

土にまみれながら野菜の世話をする悠仁さま

 また、宮邸の庭の畑ではニンジンやブロッコリーを栽培。悠仁さまは水撒きをするなど土にまみれながら野菜の世話をした。現在、宮殿の庭にはテンジクネズミ科の体長70センチほどのマーラが2頭いる。池にはコイとアオウオがいる。今年夏になる前に悠仁さまは、宮邸の居間でスズメガの幼虫(約15センチのイモ虫)を見つけ飼育。やがてクロメンガタスズメの成虫に育った。

ブータン王国から帰国された悠仁さま ©JMPA

 生き物や植物が好きなところは宮さまと共通している。それも二人とも、「大きいもの」を好むところがそっくりだ。悠仁さまは、昆虫は何でも好きなようだが、図鑑を見ながら世界最大のガで羽を開くと13、4センチ以上にもなるヨナグニサンにも心ときめかせている。

 恐竜にも興味を持つ悠仁さま。一部の骨しか出土していないが、史上最大といわれる草食恐竜のアルゼンチノサウルスが好きだ。