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会議で重箱の隅つつく「めんどくさい人」を一発で黙らせる天才的な質問

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genre : ビジネス, 読書, 働き方, ライフスタイル

2020年(1~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。仕事術部門の第1位は――。(初公開日:2020年11月24日)

組織の中に一定数存在する「めんどくさい人」にどう対処したらいいのか。心理学者の内藤誼人さんは「例えば、会議で議論の本質とは異なる小さなことにこだわり、重箱の隅をつつく質問攻めをする人がいます。そうした人を上手にかわすには元英首相のサッチャーさんの実践例が参考になります」という——。

※本稿は、内藤誼人『めんどくさい人の取扱説明書 人間関係がラクになる58のコツ』(きずな出版)の一部を再編集したものです。

写真=iStock.com/NicolasMcComber ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/NicolasMcComber

めんどくさい人のトリセツその1:矢継ぎ早に詰問してくる人

<特徴>
・答えられないことを質問してくる
・相手もそれをわかって質問してくる
・早口な人が多い印象

私は、あまりテレビの国会中継を見るのが好きではない。

とくに、野党の政治家が、重箱のすみをつつくように質問攻めにしている様子は、お世辞にも上品とはいえない。

文句をいって、政権与党のイメージをくずそうとするのも野党の仕事だということはわかるのだが、「相手をやっつけるためだけにしている質問」をくり返しているような気がする。

私はそういう場面をあまり見たくないので、しずかにテレビを消してしまう。

「『検討する必要がある』って、具体的にどう検討するんですか!」
「『全員参加の体制をつくる』って、全員とはどこまでをいうんですか!」

こういう質問は、ただ相手をやっつけるためだけの質問のように感じる。

相手がなにを答えても、もともと受け入れる気持ちなどないのだから、答えるだけムダである。

これを不毛といわずして、なにを不毛というのか

つまり、無益な質問に、えんえんとつき合わされるだけなのだ。これを不毛といわずして、なにを不毛というのか。あまりにしつこく詰問されるので、質問に答える人間が、

「そういう、こまかいことは……」