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そもそも私たちはゴチャゴチャした環境にいると、思考が働かなくなります。どこから手をつけたらいいかわからなくなる。反対に、ゴチャゴチャした環境にいなければ、スッキリした環境にいれば、どこから手をつけたらいいかわかるのです。

つまり環境がそうさせているのです。

また、私たちには「決定回避の法則」が働いています。

たとえば、100のうちから1つ選べと言われると悩んでしまう習性があります。選択肢がたくさんあると、そもそも「決定すること」を回避してしまう。

つまり、お店に100の商品が並んでいたら、買うつもりで行っても結局買わずに帰って来てしまうのです。でも3つの商品しか並んでいなかったら、その中から1つ「買う」という選択をします。

レストランでもそう。お店はメニューを増やさないとお客さんに来てもらえないと思い、必要以上にメニューを提供してしまいます。お客さんは選択肢が多すぎると選べないため、「とりあえず、今日のおすすめを……」となってしまうのです。

では、モノ、モノ、モノのなかで思考が働かなくなってしまったとき、どうしたらいいか。

まず、「半分に減らすこと」を意識しましょう。何かを選ぶよりも、減らす、減らす、減らす。こうしていくと優先順位をつけられます。

「じゃあここから」とおのずと選ぶことができるようになってきます。

【抱え込み思考】家族にも手伝ってもらおう

「私がすべてやらなきゃいけない」という気負いから、断捨離の一歩を踏み出せずにいる人もいます。

家事も育児も自分の仕事。これも完璧主義に通じるのですが、やるからにはちゃんとやらなければいけない、人にまかせることはできない、という人です。

荷物でいっぱいの空間を目にして、「ああ先が見えない」とぼやく。しだいに「なんで私がやらなきゃいけないの」と不満がたまっていく。誰も助けてくれない、誰もわかってくれない、と孤独感も募ってきます。

なぜ、人にまかせることができないのでしょうか。