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genre : ライフ, 社会, 人生相談

姉は外面はよかったが、友だちができず、門脇さんが友だちと遊びに行こうとすると、玄関で首をしめられたり、枕で窒息させられそうになったりして、出かけるのを妨害された。

それでも両親や妹は傍観するだけ。初めは反抗していた門脇さんだが、ある日両親から、「姉を敬いなさい!」と言われ、それ以降、反抗ことを我慢するようにしていたら、姉の暴言や暴力はエスカレートした。

姉は、妹とケンカをすることもあったが、妹は弁が立つだけでなく、つかみ合いのケンカになっても姉に負けず、両親も「姉を敬え」とは言わない。そのせいか姉は、妹には当たらなくなっていった。

姉への憎しみと怒り

当時のことを振り返ってもらうと、門脇さんの口から耳をを疑うような言葉があふれ出た。

「私が家にいると姉は、私の背後にピタリとくっついてきて、母がパートで家にいないと、『洗い物しろ!』『風呂掃除しろ!』など何かにつけて命令し、皿洗いをすれば大声で『洗い方がなってない!』『ポットのお湯が満杯じゃない!』『次は掃除機かけろ!』と」

「本を読んでいれば、『アホが読んでも仕方ない!』『そんなしょうもない本読むな!』などと怒鳴ります。友だちから電話がかかって来ると、『電話使うからと早く切れ!』と叫んで電話をさせてもらえませんでした」

「学校のテストでは私は常に90点以上、姉は赤点ばかりなのに、私が勉強をしていると『アホが勉強してる』と笑いながら言ってきたり、『あんな友だちと付き合ってるから、テストの点数が悪いんや! カスみたいなヤツとは付き合うな!』とののしったり。お風呂に入っていたら姉が入ってきて、当時痩せていた私に、『骨だらけで気持ち悪い! さっさと上がれ‼』と言って無理やり風呂から出される……などということが、毎日のように続きました」

たまりかねた門脇さんは、両親に何度も「姉をどうにかしてほしい」と懇願。だが、やはり「我慢しろ」と言われるだけで、門脇さんが姉に暴言を吐かれていても、終始傍観。