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genre : ライフ, 社会, 人生相談

ところが、家を売ろうとしていることが父親の姉の耳に入ると、猛反対。父親には、東京で小さいながらも会社を経営している弟がおり、「引っ越すなら家を次男に譲るか、家を売るならお金をいくらか次男に渡せ!」と言う。

母親が困っていると、姉が、「私がここで一人暮らしをするから、アンタたち3人で引っ越せば?」と提案。

そうして2001年、姉と別れての生活が始まった。姉と離れれば、姉から罵倒される日々から解放されると思った門脇さんだったが、あろうことか姉は、毎日のように電話をかけてきては、門脇さんを罵倒。電話に出ないと、わざわざ1〜2時間かけて家まで来て、怒鳴り散らすように。

さらに姉は母親に対して、「私はアンタに虐待されて育った!」「いつも妹だけ特別扱いして! そんなんやから妹はマトモに育ってない、育て方が悪い!」「働けなくなったのはアンタのせいや! 面倒見ろ!」と罵倒し始める。

姉は定職につかず、1〜2カ月に1回は門脇さんたちが住む家に泊まりに来ては、毎回母親からお金をむしり取っていった。(以下、後編へ)

旦木 瑞穂(たんぎ・みずほ)
ライター・グラフィックデザイナー
愛知県出身。印刷会社や広告代理店でグラフィックデザイナー、アートディレクターなどを務め、2015年に独立。グルメ・イベント記事や、葬儀・お墓・介護など終活に関する連載の執筆のほか、パンフレットやガイドブックなどの企画編集、グラフィックデザイン、イラスト制作などを行う。主な執筆媒体は、東洋経済オンライン「子育てと介護 ダブルケアの現実」、毎日新聞出版『サンデー毎日「完璧な終活」』、産経新聞出版『終活読本ソナエ』、日経BP 日経ARIA「今から始める『親』のこと」、朝日新聞出版『AERA.』、鎌倉新書『月刊「仏事」』、高齢者住宅新聞社『エルダリープレス』、インプレス「シニアガイド」など。

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