昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「やさしい学校の先生」になりたかった愛子さまの将来の夢は…雅子さまの外務省キャリアウーマン時代の写真をご覧になった愛子さまの“ご感想”

#2

2021/12/23

source : 文藝春秋 2022年1月号

genre : ニュース, 皇室, 社会

 12月1日に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが成年を迎えられ、国民のあいだでは天皇ご一家への注目がさらに高まっています。「文藝春秋」2022年1月号より、ジャーナリスト・友納尚子氏による「愛子さまから両陛下へのお手紙」を特別に全文公開します。(全3回の2回目/#3に続く)

◆ ◆ ◆

成年皇族としてのおつとめ

 成年皇族としてのおつとめは、2022年正月の祝賀行事から始まる。皇居・宮殿での一般参賀が中止となったのは残念なことだが、新年の歌会始では、映像でそのお姿を拝見できることだろう。

 愛子さまは、発表される和歌のご準備にも力を注がれてきた。今回の歌会始のお題は「窓」。和歌に馴れ親しんできた愛子さまの初めてのお歌には、専門家からも期待が寄せられている。

1月1日、皇居へ入られる愛子さま ©時事通信社

「愛子さまは、これまで詩や作文でたぐいまれな才能を発揮してきただけに、どのような和歌を発表なさるのか楽しみです。幼稚園のご入園前から文字の成り立ちにご関心が高く、五七調の詩や俳句などを遊びの中でも作られていました。ご年齢を重ねるごとに本格的になってきて、職員たちも驚かされたぐらいです。初々しい感性の歌が発表されるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

 ご両親の和歌やお言葉からも、さまざまなことを学んでこられたようだ。

「愛子さまは、両陛下のお誕生日などに発表された折々のお言葉を読み返しては、そこに滲むご苦労を感じ取られたようです」(皇室関係者)

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のチャリティー試写会に出席されたご一家 ©時事通信社

 皇族としてのおつとめに励まれる一方、両陛下は大学で学ぶことも重要だとお考えで、愛子さまも学業のほうも決しておろそかにされてはいないようだ。

愛子さまの学生生活の現状は

 2020年10月、新型コロナウィルスの感染者数が一時落ち着きを見せた。愛子さまは入学から半年以上経過してようやく、学習院大学の目白キャンパスに足を運ぶことができた。新入生ガイダンスに参加し、初めて会うお友だちと会話をなさり、嬉しそうな笑顔を見せられていた。だが、大学に行ったのはその1度きりで、2年生になってもコロナ禍のためにキャンパスに行っていない。

 普段は、御所の自室のパソコンの前に座り、レポートや課題に取り組まれる毎日だという。この2年間、私的外出をなさることもなく、大半は御所内で日本の歴史や文化についてネットや書斎で調べ物をなさっているそうだ。最近では勉強に熱が入って職員でさえも、御所の中で愛子さまのお姿を見かけないといった声が聞こえてくるほどだ。

関連記事