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2021/12/23

source : 文藝春秋 2022年1月号

genre : ニュース, 皇室, 社会

 3年生の時には学校からもらってきた蚕を御所内で育てられたという。美智子上皇后陛下も蚕を大切に育てて来られたため、愛子さまと話が弾むことがあったという。

 愛子さまが幼いころには、天皇だった上皇陛下が「残念なことは、愛子は幼稚園生活を始めたばかりで、風邪をひくことも多く、私どもと会う機会が少ないことです」と会見で述べられたこともあったが、高校生になってからはお一人で御所に上がることも増えたそうだ。

眞子さんの結婚で愛子さまが考えられたこと

 小室眞子さんの結婚をきっかけに、愛子さまのご結婚や女性天皇誕生への関心が高まっているのも事実だ。

10月26日に婚姻届を提出し皇室を離れた眞子さんと、小室圭さん ©JMPA

 陛下は愛子さまの結婚について2月の誕生日会見のなかで、

「大学生活も始まったばかりですので、今後ともいろいろなことを学びながら、自分としての視野を広めていくことになると思います。私もその過程でいろいろなことを恐らく相談に乗ることと思いますので、結婚のことも含めて、いろいろ将来のことも話し合う機会というものがあるかと思います」

 と述べられた。

 愛子さまは、眞子さんの結婚までの過程をご覧になりながら、皇族の結婚とは何が理想なのかを考えられたといわれている。

「ご自分の意思で選んだお相手が両陛下や国民から納得を得るためにどうしたらいいのか。どういう相手なら祝福されるか。そういうことを考えると、結婚の時には躊躇なさることもあるかもしれません」

 と天皇家をよく知る人物は語る。

記者会見に臨む小室眞子さん ©JMPA

 先ほど紹介した藤原道長に関するレポートでは、皇族の結婚についても綴られている箇所がある。

〈藤原氏は、自分の娘を天皇のきさきとして、外戚関係を築くことにより、勢力を伸ばしていった。その中でも、藤原道長は4人の娘を天皇と結婚させ、摂政や内覧の座について権力を手中におさめていったことが分かった〉

 そしてレポートの最後は、〈道長の人生は本当に幸せだったのだろうか〉と結ばれている。