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2021/12/20

source : 提携メディア

genre : エンタメ, 芸能, 読書, 社会, ライフスタイル

でも、私はその他大勢よりも自分の近くにいる方からの評価を指標にしていたので、そこまで振り回されることなく、自分らしくがんばれていたかなと思います。

 

自分の大切なことが表現されていると「間違ってなかった!」と思える

──多忙なTBSアナウンサー時代に宇垣さんを支えたマンガを教えてください。

宇垣 忙しければ忙しいほど少年漫画を読んでいましたね。現実離れしたマンガのほうが、かえって自分のことを忘れられて息抜きになったりするので。それこそ諫山創さんの『進撃の巨人』(講談社コミックス)みたいにダークで血みどろで厳しい世界観の作品を読むと「あー! 現実離れできた! ひと息つけた!」みたいに爽快な気持ちになっていました(笑)。

──恋愛漫画に癒やしを求めることはなかったんですか?

宇垣 キュンキュンするタイプの王道な恋愛漫画はあまり手に取らなかったです。私の場合、そういった作品は忙しいときではなく、自分に余裕があるときのほうが素直に摂取しやすいのかなと。

強いていえば、水城せとなさんの『世界で一番、俺が○○』(イブニングKC)など、大人の恋愛を描いた作品を読んで癒やされていました。

 

──フリーランスになろうと決意したとき、自身の背中を押してくれたマンガがありましたら、教えてください。

宇垣 フリーランスになることの背中を押してもらったということはないですが、女性が社会で生きていく上で背中を押してくれたマンガならたくさんあります。

──この記事を読まれている読者の方におすすめするとしたら、どのマンガを選びますか?

宇垣 最近読んだマンガの中だと、谷口菜津子さんの『今夜すきやきだよ』(BUNCH COMICS)という作品がすごくよかったです。読んでいて「これはもう救い!」って思いました(笑)。

あと、著書でも取り上げたのですが、ゆざきさかおみ先生の『作りたい女と食べたい女』(it COMICS)も最高ですね。どちらも、私たちが生きていく中で勝手に課せられるものから自由にしてくれる作品なので、ぜひ皆さんにも読んでほしいなと思います。