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「アイスクリームやところてんをペロリと」激やせから回復された愛子さまの“自己管理”〈食事量や睡眠時間を増やして…〉

#2

2021/12/28

 12月1日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまがご成年の日を迎えられました。これまでのお歩みを振り返り、ジャーナリスト・友納尚子氏の「愛子さまの食欲回復と大学選び」(「文藝春秋」2017年10月号)を特別に全文公開します。(全2回の2回目/前編から続く)

2016年7月、近鉄橿原神宮前駅での愛子さま。夏休みに合わせて神武天皇陵を参拝された ©JMPA

(※年齢、日付、呼称などは掲載当時のまま)

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愛子さまの免疫が下がっていた

 このころ愛子さまには何が起きていたのか。実は、食事も普通に摂られるようになり、体力はかなりついてきていたというが、抵抗力が戻っていなかったそうだ。つまり免疫が下がっていた。そのため、通常よりも風邪をひきやすく疲れも溜まりやすい状態にあったという。

 会見が行われたこの日の前日も念のために宮内庁病院で検査を受けられていたが、結果に大きな問題はなかった。

 会見では、プライバシーや医者と患者の関係もあり、具体的な説明が難しかった。そのため、雅子妃のお身体のことと同様、多くの記者らの納得を得るまでには至らなかった。

愛子さまと「セブン」(2016年、15歳のお誕生日に際してのご近影) 宮内庁提供

 定例会見では、愛子さまのご近況の前に両殿下のご活動について報告される。

 同月14日には、ご夫妻で十年ぶりに両国国技館で相撲を観戦された。

 雅子妃は今年4月の園遊会の時も和装だったが、この日も和装だった。

 連続で和装でお出ましになるのは珍しい。雅子妃の華やかな和服姿に、遠くから取材をしていた記者から「おー!」と賛美の声が漏れるほどだった。

2018年秋の園遊会に和装姿で出席された雅子さま ©JMPA

 ご療養中の雅子妃にとって、和服をお召しになるのは時間と手間がかかることから、負担が大きいといわれてきた。

 だが、最近ではドレスの正装で宮中晩餐会にご出席する機会が続き、「自信をつけられたのではないかと推察している」と小田野大夫は会見で語った。

 ご療養当初は洋装ばかりで、いつも暗い色のものが多かった印象がある。服装もいろいろと選択できる余裕が生まれたのだろう。この日の和装は行司が持つ軍配を意識されたような模様で、雅子妃ご自身が選ばれたそうだ。

 雅子妃のこうした前向きなお姿や余裕から見ても、このころの愛子さまのお身体の具合は、さほど心配すべきものではなかったようだ。