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「口と性器から薬を入れた」28歳の既婚者女性を覚せい剤中毒死させた72歳“悪徳税理士”の驚くべき主張――2021年BEST5

「口と性器から薬を入れた」28歳の既婚者女性を覚せい剤中毒死させた72歳“悪徳税理士”の驚くべき主張――2021年BEST5

genre : ニュース, 社会

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2021年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。事件部門の第4位は、こちら!(初公開日 2021年8月3日)。

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「高齢者ですがクスリの常用者のようで、事件の日も女性と覚せい剤をキメてセックスしたかったんでしょう。しかし拒否されて、致死量の100倍もの覚醒剤を飲ませて女性を“殺して”しまったのです」(大手紙社会部記者)

 7月20日、東京地裁でひとりの男に懲役9年の有罪判決が言い渡された。会員制交際クラブで知り合った五十嵐友理さん(当時28)に覚せい剤入りの日本酒を飲ませて死亡させ、傷害致死などの罪に問われた税理士の石原信明被告(72)だ。

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亡くなった五十嵐友理さんと石原信明被告(72) 

 判決によると、石原被告は2018年7月22日に東京都渋谷区神泉町の自宅で、五十嵐さんに覚醒剤入りの日本酒を飲ませ死亡させた。石原氏本人からも覚せい剤の反応が検出され、覚せい剤取締法違反でも有罪判決となっている。

過去3回、金を支払って性行為

「石原被告は2015年11月に交際クラブに登録して複数の女性と会っていました。五十嵐さんと知り合ったのは2016年の11月で、それから過去3回にわたって金を支払って性行為をしていたといいます」(同記者)

 事件当日、石原被告は午前11時50分ごろに五十嵐さんを渋谷区内のホテルに呼び出すと、そこから車で自宅へ移動した。2人は被告の自宅3階の28畳あるリビング兼寝室で日本酒を飲みはじめた。

五十嵐さんはテレビ出演経験もある美女だった 

警視庁のブラックリストにも名前が

「自宅は地上3階地下1階の大豪邸で、義理の妹と一緒に住んでいました。石原被告は不動産業を営んでいましたが、還暦を過ぎてから税理士免許を取っています。グレーな闇世界の人間の不動産を扱ったり、税務をみていたりして相当儲けていたようで、警視庁からもブラックリストとしてマークされていたようです。その人脈で覚せい剤も入手したと見られています」(同記者)

 午後1時過ぎ、五十嵐さんは友人の女性に「いまコカインおやじにすすめられてます」「どう切り抜けるか」「日本酒飲んじゃって、ふつうにきづかず摂取してしまった」などのLINEを送っている。