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そして、運動をすればするほど脳や体への効果が大きくなります。運動を続けていくうちに、運動をしていない時にも幸せな気分でいられるようになるのです。

昨日より少し幸せな気分に

では、ただ外に出て運動しさえすれば、誰でもこびとのハッピーのようにごきげんな気分になれるのでしょうか。

そういうわけではありません。

運動を始めたからといって、朝はうきうきとベッドから飛び出し、つらいことがあっても1日中鼻歌を歌いながらごきげんに過ごせるというわけではないのです。その人の性格は前と同じままで、悲しいことが起きればやはり泣くでしょう。

でも全体的には、昨日よりも少し幸せな気分になることが出来ます。悪くない話ですよね。

逆に、こういう気分になることはありませんか? 元々そんな性格ではないし、何かつらいことがあったわけでもないのに、ゆううつな気分になる。特に理由はないのに、何となく気持ちが暗くなる。

こうした状態が長い間続くことを「うつ」と呼びます。大人や若者に多いのですが、子供でもうつになることがあります。

うつになると、何もかも最悪で無意味だとしか思えず、毎日がどんどんつらくなります。そうすると引きこもってしまい、それまで好きだったことも、やっても意味がないように思えて、やらなくなってしまいます。楽しいことをしないでいると、幸せな気分に戻れるチャンスはますます減ってしまいます。

まずは誰かに相談してみる

しかし、うつにも運動やエクササイズが非常に良く効くことがはっきりと分かっています。とはいえ、うつになった時はなかなか運動したい気持ちにはならないかもしれません。

最近ずっと気分がしずんだままで、運動もしたくないと感じる人は、誰か信用出来る相手にそのことを話してみて下さい。うつに対するサポートは色々ありますが、自分でサポートを受けに行く気力はないことも多いでしょう。だからまずは誰かに相談してみるのが良いと思います。

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