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さらに、これを記載して修正したとしても別の問題が生じる。無償提供されているのなら、すでに上限一杯に寄附している父親から、さらに概算で50~60万円相当の寄附を受けたことになるからだ。
「上限を超えた寄附は政治資金規正法違反(同一の者に対する寄附の制限)になる。寄附側と受け取った側の双方が1年以下の禁錮又は50万円以下の罰金に処され、上限を超えた金額の部分は没収になります」(同前)
記者の指摘に池下氏は「なるほど、なるほど」
池下氏に話を聞いた。
――事務所は無償提供?
「そうですね、はい」
――収支報告書に不記載だ。
「そうですね……。一遍調べないといけないすね」
――家賃分を含めると、父親からの献金が上限を超した“違法献金”になる。
「ああ、そうか、そうか……。なるほど、なるほど」
――訂正の必要は?
「あかんもんであれば、修正すべきじゃないかと」
政治とカネの透明化を掲げる維新の会が、所属議員の政治資金問題に対し、どのような対応を取るのか注目される。
1月5日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および1月6日(木)発売の「週刊文春」では、池下氏の人物像や、池下氏との詳しい一問一答などについても報じている。
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