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「若い頃は男に1000万円以上貢いだ」…いとうあさこの人生が50代で花開いた理由

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 いとうあさこ(51)が、指原莉乃(29)とMCを務める「トークィーンズ」(フジ系)が4月に始まることが発表された。2年前より特番として4回放送されたバラエティで、2人が男性ゲストにプライベートを聞き出していく趣向。9年続いた「アウト×デラックス」の後番組となる。

「特番での小泉孝太郎や中居正広への突っ込みぶりが評価されレギュラーに格上げ。いとうはフジでは初のMCを掴んだ」(放送記者)

いとうあさこ

「若い頃は男に1000万円以上貢いだ」

 これで「ヒルナンデス!」などレギュラー4本。島崎和歌子(48)、大久保佳代子(50)に続く独身アラフィフ女性タレントに躍り出たいとうは、実は“お嬢様”。銀行員だった父のもと、お手伝いのいる家で育ち、小学校から名門・雙葉学園に通った。だが高校卒業後、尾崎豊に影響されて「親は自分をわかってくれない」と家出。初めてできた彼氏のアパートに転がり込む。

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「仕事をせず、借金して車を買うような彼氏だったため、いとうがバイトで生活を支える羽目に。本人はこの頃を振り返り、『若い頃は1000万円以上貢いだ』と男運の悪さを語っている」(芸能デスク)

 22歳のとき、今度は室井滋に憧れてコメディ女優を志し、舞台の専門学校に入学。同級生とお笑いコンビを結成した。

「だが鳴かず飛ばず。転機は2001年、30歳にして『進ぬ!電波少年』の企画『15少女漂流記』のオーディションに合格したことだった」(同前)