エンディングテーマのタイトルが「逆夢」。
映画のクライマックスでの決め台詞は「純愛」。
この簡潔さが『呪術廻戦』の美徳である。
#劇場版呪術廻戦0 大ヒット上映中!
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失礼だな 純愛だよ
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公開後ポスタービジュアルを解禁!
劇場版公式サイト▼https://t.co/krk0YZhYW6#呪術廻戦 pic.twitter.com/PNFU1liaU9
— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) January 4, 2022
終始、言葉を大切にする世界観による1時間45分だった(だから、おにぎり少年は寡黙なのだ)が、言葉そのものより、人が言葉を口にする前の心持ち、つまり、「言葉の素」を繊細に扱っている作品だと感じた。
そこが、健やか。
たぶん、だから、疲れないのだ。
戦闘も健やか。
銭湯も健やか。
そういえば、おにぎりも、パンダも、白黒なのだなぁと、ぼんやり考えている、今(このふたりが好きなのだ、私は)。
さて、若者たちには、なんと伝えようか。
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