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「指いらんやろ、どうせ何もできひんねんから」ミシュラン掲載有名ラーメン店主が従業員女性に壮絶な暴行《録音データあり》

「指いらんやろ、どうせ何もできひんねんから」ミシュラン掲載有名ラーメン店主が従業員女性に壮絶な暴行《録音データあり》

genre : ニュース, 社会

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「ミシュランガイド東京2022」に掲載された有名ラーメン店「中華そば 堀川」で暴行事件が起きていた。2021年9月5日、6日に店主のB氏が元女性従業員のA子さんに合わせて10時間以上にわたって断続的に暴行を加え、同年11月30日に傷害容疑で逮捕された。

 B氏から受けた被害について、A子さんは涙ながらに告発する。

「Bは私を殴る時間の事を“パーティ”と呼んでいました。9月5日の営業終了後に、最後のお客さんが出て行くと同時にBは作業を止めて、厨房で私のことをいきなり激しく殴り始めたんです。私の体感としては2、3分くらいずっと。倒れても暴行は止まらず、もう上下や左右の感覚もなくなって、どこをどう殴られたのかも分からないくらいめちゃくちゃな状態でした」

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自由が丘にある「中華そば 堀川」 Ⓒ文藝春秋

「このアツアツのフライパンお前につけてええか?」

 一度暴行が収まった後にA子さんは片付けを始め、B氏は翌日の仕込みに着手した。残っている作業を片付けないとまた殴られるのではと怖くなったA子さんだが、B氏の行為はエスカレートしていった。

A子さんの左腕には巨大なアザが…

「私がコップを拭いている時に、Bが『このアツアツのフライパンお前につけてええか?』と、チャーシューを焼いていたフライパンを持って近づいてきたんです。怒っているんだけど楽しそうに笑ってもいる顔が怖くて、本当にやられると思って走って店の入口のドアを開けて逃げようとしました。するとBがすごい剣幕で『何してんねん、はよ閉めろ。外から見えるやん、台無しにするつもりか?』と追っかけてきました。Bに腕を掴まれて外に出ることはできず、扉と鍵を閉められて店内に連れ戻されました。フライパンを熱が伝わるくらい顔に近づけられ、その間も『ホンマに最悪』と繰り返していました。あまりの恐怖に震えが止まりませんでした。その後も殴る蹴るの暴行が続き、気持ち悪くなってトイレに駆け込んで吐いてしまいました」

 吐き気はどうにか収まったものの厨房に戻るのを躊躇していたA子さんに、B氏は追い打ちをかけるように卵を全力で投げつけたという。割れた卵の掃除をしたのもA子さんだった。さらにB氏は、物理的に殴るだけでなく精神的にもA子さんを追い込んでいった。