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人生に最大の幸福をもたらす"意外な要素"「50代で人生のマネジメントができるか否か」は極めて重要

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genre : ライフ, ライフスタイル, 社会

50代は役職定年、親の介護といった人生の難局に直面する世代。作家の松尾一也さんは「50代で人生のマネジメントができるか否かで、それまで育てた果実を手にできるか決まります。人生を実らせるのは、『エリート・金持ち・有名』ではなく『良い人間関係・元気・心の平安』です」という――。

※本稿は、松尾一也『50代から実る人、枯れる人』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

写真=iStock.com/show999 ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/show999

あなたが自分の時間とエネルギーを使うべきものは何ですか

実る人=人生を幸せにするものに気づく
枯れる人=人間関係から枯れていく

YouTubeで「TEDカンファレンス」の映像を見て、背筋が震えるほどの感動を覚えました。「人生を幸せにするのは何?」……なんとシンプルに最も大切で重要なことを伝えているのだろう! と。

一生を通して私達を健康で幸福にしてくれるのはなんでしょうか。

――最高の未来の自分のために投資するべきものとは?
――自分の時間とエネルギーを使うべきものとは?
――最も大切な人生の目的とは?

これはハーバード大学が1938年から約80年、724名の男性を調査し続けた史上最も長期間にわたって成人を追跡した研究です(ハーバード成人発達研究)。そして4代目所長のロバート・ウォールディンガー教授によると、その答えは……

「私達を健康に幸福にするのは、良い人間関係に尽きる」なのです。

はぁ? と感じる人もいるかも知れませんが、50歳を超えた多くの人はうなずき、共感することでしょう。私も人間育成の仕事に34年従事してみて、まさにその通りだと思います。

特に50代の時に良い人間関係に恵まれていると、70代、80代の時に健康で幸せを実感している比率がかなり高い、という研究結果が出ているのだそうです。ロバート・ウォールディンガー教授が紹介している作家のマーク・トウェインの次の言葉は心に刺さるものがあります。

「かくも短き人生に、争い、謝罪し、傷心して、責任を追及している時間などない。愛し合うための時間しかない。それがたとえ一瞬にすぎなくても、良い人生は良い人間関係で築かれる」