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「もっと話を聴かせてくれよ!」「いや、私が聴きたいの!」

こんなことになりますか(笑)。

パートナー、息子や娘、両親、それぞれの本心を聴いてあげることがお互いの関係性を温めることになります。具体的な行動として、月に1度くらいは家族で食事に行く習慣がバカになりません。日本の豊かな食文化はどこの街でも楽しめますし、予算も財布に合わせられるのでそんなに高いハードルではないでしょう。

我が家も近くの美味しい焼き鳥屋へ家族で定期的に通っています。そこでそれぞれが他愛のない話をしている瞬間に家族体温が高まります。せめて家族とだけは「信頼」を柱に生きたいものです。

「同窓会なんてまっぴら御免」という人、本当にそれでいいのですか

実る人=喜びの窓口を大切にする
枯れる人=良い友達を捨てる

50代にもなると多層にわたる友人がいます。

学生時代の友人、仕事で知り合った友人、趣味などの仕事以外での友人。まずは同級生、何が一番楽かというと「お前、いくつになった?」という会話が必要ないことです。

大阪万博、高度経済成長、昭和歌謡、バブル、失われた20年……。ほぼ同じ体験を重ねているので自然と共感しやすいものです。私も高校時代の友人6人とLINEを使って日々、他愛のないやりとりをして楽しんでいます。

サッカー日本代表の試合、プロ野球の日本シリーズなどビッグイベントの最中にそれぞれのコメントが投稿されて大変愉快です。

離れていても一緒に観戦している感じで盛り上がります。たまに会って、酒を酌(く)み交(か)わすこともありますが、ここで重要なことがあります。さすがに50年も生きてくるとそれぞれの価値観や哲学がかなり違ってきているということです。

若い頃の友情は全幅の信頼のもとに築かれていたはずですが、中年以降はそれぞれ異質な人間同士であることを理解して、片目をつぶって仲良くする。そんな心がけも大切です。

仕事を通じての友人、これも天からのギフトです。お互いの研鑽や成果をシェアできる喜びは働きがい、生きがいを感じます。50代にもなると酸いも甘いも味わえる感性を持ち合わせていて面白さも増します。

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