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ニューヨーク支局へ異動希望を出していた

 2013年に、ニューヨーク支局に赴任した時は、「突然、報道に」というイメージもあったようですが、実はずっとニューヨーク支局への異動希望も出していましたのでそれが叶ったんです。支局では、朝7時から遅い時は深夜の2時頃まで働いていましたが、仕事が楽しくて仕方なかったですね。

何度も足を運んだニューヨーク証券取引所前。「世界経済の中心地で日々マーケットと向き合う体験は得難いものでした」

 ニューヨークってちょっと不思議なところで、街自体のパワーがすごく強いから自分も常に戦闘態勢なんですね。今は会社にはほぼすっぴんで通ってますが(笑)、当時は家のドアを1歩出るにも必ずメイクしてましたし、本当は走るのとか好きじゃないけど、体力つけなくちゃと思ってセントラルパークをジョギングしてました。要人のインタビューや出張も多くて、3年分くらいの濃さの1年でした。

バーナンキFRB議長(当時)の議会証言を取材中。「記者やカメラマンは地べたに座って取材するんです」

「WBS」メインキャスターのプレッシャー

 帰国後はすぐに、「WBS」のメインキャスターになりました。こちらも前任の小谷真生子さんが16年も務めてこられた番組でしたので、“アド街”の時以上にハラハラドキドキです。番組の真ん中に座っているというプレッシャーもすごかったですし、私は取材もするキャスターでいたいと思っていたので、朝から取材に出かけて夜のオンエアまでという1日を週5日送るのは、それこそ体力勝負みたいなところもありました。

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