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「iDeCoで資産運用を始めました」タイムマシーン3号が語る“芸人とお金”芸歴22年目のリアル

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2000年代前半に一世を風靡した『爆笑オンエアバトル』(NHK)で歴代1位の20連勝を達成。さらにキングオブコント、M-1グランプリのいずれも決勝に進出するなど、圧倒的実績を誇り、近年は『有吉の壁』など人気番組での活躍で新たなファンを獲得しているタイムマシーン3号のお二人に、今回は「お金」をテーマにインタビューを実施。破天荒な「芸人とお金」のリアルとは? 賞レースを卒業しても、その後長く続く芸人人生の「ライフプラン」とは?などを教えていただきました。

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売れ残り弁当で食いつないだ若手時代 

――タイムマシーン3号さんは2000年に結成されたそうですが、当時から現在までで金銭的に一番苦しかったのはいつ頃ですか?

山本 それだとやっぱり、若手時代かな? 結成初期は親から仕送りをもらっていたんですけど、自立しようということで、結成3年目くらいから本格的な極貧生活がスタートしました。年齢でいうと、21、22歳ぐらいですね。

 週に1回あった事務所のネタ見せと、月に1回の事務所のライブと、たまにあったオーディションを「仕事」としてこなしていましたけど、どれもお金になるわけじゃないんですよ。ライブはチケットノルマがあるので、売れなかった場合お金をもらえずにマイナスになることもある。厳しいですよ、本当に!

山本 バイトをやってないと生きていけないという状態でしたね。

――お二人は確か、コンビニでバイトをしていたんですよね。

山本 そうです。今はもう、ないんですけど、西武新宿駅の近くにあるコンビニ。芸人仲間に紹介されて、僕が先に働きはじめて、関が半年後くらいに入ってきましたね。

 たった半年の違いなのに、めちゃくちゃこき使われてましたよ、俺。

山本 そのコンビニ、とにかく時給が高かったんです。週末の深夜帯で1000円だったので、当時では破格でした。週2回入ったら月8万円。そのころ売れ残り弁当の持ち帰りがOKだったので、それで食いつないでいましたね。

関 で、週2回のシフトもさぼったりして、月8万のはずが結果5万円くらいでしたから。家賃が5万3000円だったので、まあ普通の生活はできていないですよね。

山本 なんで生きていけたんだろうね。芸人って本当に不思議で、収支が合っていなくても頑張って笑顔で生きているんですよ(笑)。

関 それに、飯を食ってないのに太っていくからね。世の理とは真逆の現象が起きるんです。本当に不思議です。

MAX収入は“今” 実入りはテレビより営業

――『爆笑オンエアバトル』で露出が増えだしたのが、芸歴4年目ですよね。

山本 はい。この番組をきっかけに芸人のお仕事も増えてきたので、バイトを辞めました。それ以降は、芸人一本で生活しています。

――では、これまでの芸人人生で一番潤っている時期というと、現在でしょうか?

 はい、今だと思います。

山本 お仕事も今が一番あると思うし、おかげさまで世間の認知度もだんだんと高まってきた気がします。

 僕らは、芸風的に“一発屋”みたいな時期がないんです。多少上下はあるにしても、僕らじりじりタイプなので、今ここにいられるのかなと思います。最近は特に『有吉の壁』の影響が大きいですね。

――テレビや営業、YouTubeなど活動の場は様々ですが、収入の割合が一番大きいのはどれですか?

山本 月によって本当にバラバラだけど……テレビが一番少ないかな。で、一番多いのはイベント・営業ですね。

コロナで仕事が9割減! お金の意識が変わった

――ちなみに2020年にコロナ禍に入って、収入の変動はありましたか?

山本 めちゃくちゃありましたよ。月に5、6本行っていた営業がゼロになったし、テレビもなくなったし。仕事の9割がなくなりました。

――そんなに!

山本 残っていたのはラジオと、その前の年に始めたYouTubeでした。特にYouTubeは、自粛生活中にみんながたくさん見てくれたんですよ。

――そういう経験があると、お金に対する意識も変わりそうですね。

 お金はやっぱり大切なものなんだなと改めて感じましたね。家賃を下回る収入になったときの怖さといったらないですから。特にお笑い芸人なんて不安定な仕事なので、「今は楽しくても、50歳過ぎたあたりからどうしていこう」と、途端に不安になりました。

山本 仕事を休むことになっても、ちゃんと会社が保障してくれるサラリーマンと、ほぼ保障がないフリーランスの差が如実に出ましたよね。「俺たちは保障がないほうの人間だったな、そういえば」と、改めて思い知らされましたし、「ということは、病気になったときや将来の保障も誰もしてくれないぞ」と、考えるようにはなりました。

――将来に向き合う機会になったんですね。では、具体的にどんなことをしていますか?

山本 確定拠出年金(iDeCo)と小規模事業共済、ですかね。

 僕は、小規模事業共済をやっています。税理士さんに話を聞いて、やり始めたばかりですけどね。僕は結婚していて先日子供も産まれたので、やっぱり“家族の安心できる状態を作りたい”という考えが一番にくるんですよ。将来を考えて、小規模事業共済をはじめました。

――そういう知識は、どういった場で得ていますか?

山本 芸人から聞くことが多いですね。昔は、コンパだとか、ファッションとかの話だったんですけど、最近は保険とか、積み立て投資がどうだっていう話で……。みんな40歳越えてくると、変わってきますね。

 詳しい人がいますからね。

山本 流れ星☆の瀧上とかね。

 この前も、「2億のアパートを買った」って言ってたから。

山本 家賃収入のためでしょ? あとは太陽光パネルの投資もしてるんだよね。お金の話好きだよねえ……。

 でも、俺的にはもうちょっといい先生が欲しいんだよな!

――お金が関わるものですから、慎重になりたいですよね(笑)。

 僕らがこういうことを考えるようになった少し前に、お笑い界では税金関連で先輩がいなくなったり、女性問題でいなくなったりしているので、そのあたり「ちゃんとしよう!」という意識がより高まっているんですよ。いろんな先輩が身をもって教えてくれたおかげで。だからこそ警戒心が芽生えましたし、しっかり考えておこうとなりましたね。

iDeCoのコツコツ投資は「芸風に合ってる」

――iDeCoは、今のところ山本さんだけがやっているんですね。

山本 そうです。将来もらえる年金の額を増やすために始めました。僕らは浮き沈みの激しい芸風じゃないので、ここまである程度安定してやってこられたように、今後もやっていけるんじゃないかなと思うんです。iDeCoって毎月少しの投資でいけるので、その感じが僕らの芸風と合っているなと思いました。“コツコツ芸風”で、コツコツ投資を、みたいな。

iDeCoは始めてまだ1年も経たないくらいですけど。めちゃくちゃ株価を見るようになりました。今までは、日経平均とか米ドルなんてどうでもよかったですけど、自分が投資したものが1円でも動くとなると気になります。ウクライナの情勢もずっと気になっているし……。

 ……お前、俺の知らないうちからウクライナに目をやってたんだな。

山本 そうだよ。ウクライナ情勢はいろんな問題あるけれど、世界の経済や日経平均にもめっちゃ影響してるんだから。僕は日本株の投資信託を買っているので、「岸田政権、頑張れよ! 俺、投資してるんだぞ!」とは思いますね。別に何千万も動かしているわけじゃないけど、他人事じゃなくなりました。

 身銭を切ることで、ちゃんと国政にも興味が出てきてるんだな。

――お金の使い方も変わってきましたか?

山本 そこはこれからですかね。それなりにお金を持てるようになったからこそ、必要なときにはちゃんと使いたいし、嫌味にならない程度には贅沢もしたい。そういう金銭感覚にはなってきたんだと思います。二人でもよくそんな話はしますよ。

 そうですね。僕らは折半してるので、どちらかが多く働いても手取りは同じなんです。その時点で1個の会社みたいなものなので、情報交換は意外としますね。

――ただ、関さんはご家族がいらっしゃるのでまたお金の使い方は違いそうですね。

 そうですね。そろそろ家を買わないとな、とは思っています。今は賃貸だから、子供が小学校に上がる前には定住できる場所を決めたいんです。そうなると、これから3〜4年の間には見通しを立てなきゃいけないので、本当に将来のことを考えるようになってきました。 

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家族で学びたい「お金」や「投資」の大切さ

――ライフプランニングを考えて動き出したお二人。今後はどんなふうに資産形成をしていこうと考えていますか?

山本 不動産も株もありますからね。ただ正直言うと毎月収入がぜんぜん違うので、そのたびに思考が変わるんですよ。「やばい、先月の半分しか入ってないな」という月は安定を求めるし、倍になった月は思いっきり突っ込めるし。

 俺は安定型だと思うけど、まだしっかり将来を見れていないところもあるんだよな。奥さんもこういう話には疎くて、二人でようやく考え出したところ。家のことも含めて、家族でちゃんと計画を立てていかないといけないですね。

山本 厚切りジェイソンの話を聞いていると、外国では子供の頃からお金の大切さとか資産運用についてちゃんと教えるらしいんですよ。

関 (アメリカ出身の)アイクぬわらとかも言ってたよな。

山本 そうそう。学校だけじゃなくて親から子にちゃんと教えるんだって。「現金で貯めておくのはもったいない」「ちゃんと投資をしなさい」って。

――最近では、金融機関が学校で投資の必要性を伝える授業を行う機会もあるそうですが、なかなか資産運用が世の中に広まらないという話を聞きました。

山本 やっぱり家庭から始めないといけないんだろうな、まずは。

関 でも、親世代の俺たちがイマイチよくわかってないんだよな。だからいまだにタンス預金をしちゃう。俺もそっちのほうが安心だと思っているフシがあるし。

山本 いろいろ学んで一通り知った上で「現金主義です」だったらいいんだろうけど、何も知らずにタンス預金でよいというのは勿体ないですよね。現金だったら目減りせず安心、ってワケでもなくて、物価が上がると現金の価値が相対的に下がるとかあるんだから。

関 まあな。教えるためには、まず自分が知らないといけないですね。

信頼できる情報源が資産運用の第一歩

――ここまでのお話を聞く限り、山本さんも関さんもモチベーション自体はすごく高いですよね。今後も、それぞれのやり方を見つけて行くのだろうなと思います。

山本 こうして取材をしてもらっているから、っていうのもありますよ(笑)。でも、日経平均が上がったり下がったりすると「なんでだ?」とは思うし、自分で調べる方法があれば知りたいなとは思います。

 お笑い芸人の楽屋にはこういう会話が無いんですよ! お金の話はするんだけど、ちょっと違うから。

――大儲けや大損の話だけじゃなくて、正しい知識や信頼できる情報を知りたいですよね。

山本 そこですよね。正しい情報を教えてくれる、信頼できる人やメディアがあるといいですよね。投資や資産運用の話って、ゼロからイチにするまでがどうしても面倒くさいけど、イチになってしまえばいくらでも勉強できると思います。僕もそうだし。

 知っているか知らないかで言ったら、知っているほうがいいもんな。

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インタビュー・原稿:松本まゆげ
ヘアメイク:升田みづき
撮影:橋本篤