トレーニングで女性人気が爆発
「そこで始めたのが、有酸素運動と無酸素運動をミックスしたトレーニング。引き締まった体をSNSにアップするや女性人気が爆発し、真似る女性も増えました」(事務所関係者)
“女性の憧れ”へと変身するや、15年頃から本格的に女優業を開始。
「事務所の猛プッシュもあって連ドラ出演は続き、18年には11クール連続出演を達成。『モデル』だった肩書を『女優』と事務所が指定してくるようになった」(別のスポーツ紙デスク)
売れっ子にはなったが演技には苦しみ、「頑張ってもうまくいかない」と吐露していたという。
「しかし19年の『グランメゾン東京』が突破口となった。“座長”の木村拓哉の元、学ぶことが多かったようで『初めて芝居の手ごたえを感じた』と語っていた」(ドラマ関係者)
事務所の看板・菜々緒よりも…
その木村と再共演したのが昨年公開の映画「マスカレード・ナイト」。中村が演じたのはアルゼンチンタンゴの講師。約4カ月間、中村を指導したサエ&ファン・カルロスのサエ氏が語る。
「練習初期、アンさんは『本番の雰囲気を想像したい』と練習用の靴を脱ぎ、ハイヒールに履き替えました。ふつう2時間も踊れば足は痛くなり、集中力は切れる。でもアンさんは6時間ぶっ通しで踊り続けた。その猛特訓を20回以上経て本番へ。アドリブを利かせられるほど上達しました」
中村の事務所内での評価も高まっている。
「これまで所属事務所の看板は菜々緒(33)でしたが、現在は休み休みの仕事ぶり。今、担当者がプロデューサーに売り込む際、1番に名を挙げるのが中村です。彼女が売れたこともあって1年半前には元マネージャーが社長に就任した」(前出・事務所関係者)
既に今年7月クールのドラマのヒロイン役も決定しているという中村。もう変身する必要はないかも。