「日本で初めて『雑談』というものをテレビでやった」とタモリは胸を張る。脱線を繰り返す彼らのトークは激しくスウィングした。「その場、一回限り」の空間を共同で作り上げていく興奮。演者はもちろん、客席もその熱に巻き込まれずにはいられない。
[1]『SWITCH』スイッチ・パブリッシング(09・7)
[2]『ザ・テレビ人間』菅野拓也/朝日新聞社(86)
[3]『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』赤塚不二夫/メディアファクトリー(00)
[4]『広告批評』マドラ出版(81・6)
[5]『ことばを磨く18の対話』加賀美幸子・編/日本放送出版協会(02)
[6]「こんどの『JAZZ』、どうする?」「ほぼ日刊イトイ新聞」(07)
戸部田 誠(とべた・まこと)
ライター
1978年生まれ。ペンネームは「てれびのスキマ」。『週刊文春』「水道橋博士のメルマ旬報」などで連載中。著書に『タモリ学』『コントに捧げた内村光良の怒り』『1989年のテレビっ子』『人生でムダなことばかり、みんなテレビに教わった』『全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方』など。
ライター
1978年生まれ。ペンネームは「てれびのスキマ」。『週刊文春』「水道橋博士のメルマ旬報」などで連載中。著書に『タモリ学』『コントに捧げた内村光良の怒り』『1989年のテレビっ子』『人生でムダなことばかり、みんなテレビに教わった』『全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方』など。
