昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

仲のいい友人は中学進学後、不登校に

 お茶中では、悠仁さまに対して気兼ねなく呼び捨てにする同級生もいて、皇族が相手でも構える生徒はあまりいなかった。悠仁さまにとっては、それが伸び伸びと過ごせた理由なのかもしれない。

 仲の良い友人もいた。お茶中関係者が語る。

「電車マニアというか、ひとりで鉄道に乗って旅に出て、YouTubeにアップしている子と仲良しでした。悠仁さまと同じく小学校からの内部進学組でしたが、中学校に進学してしばらくすると不登校になってしまいました……」

 お茶中には、パンなどを販売する購買部がなく、中学生は食堂も利用できない。そのため悠仁さまは手作り弁当を持参していた。また卓球部に所属していたため、授業を終えると部活動に励んでいた時期もあったようだ。

2021年、悠仁さまのお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 コロナ禍のため昨年は、ほとんどの学校行事が通常とは異なる形で行われた。とくに修学旅行は中止となり、6月に3日連続で都内の名所を巡る校外学習が企画されたという。悠仁さまは目黒にある雅叙園の高級レストランに行き、テーブルマナーを学ぶプランに参加したという。

 全体的にのんびりとした生徒が多く、「自主自律の精神」を掲げる学校らしく勉強や運動を厳しく課されることもない。そんな校風が悠仁さまには合っていたという。

物議を醸した提携校制度

悠仁さまと紀子さま ©JMPA

 一方、筑波大附属は偏差値78の超難関校として知られ、高校入試は男女あわせて80名の募集で、開成高校や日比谷、早慶附属と併願する受験生も多い。東大に毎年30人前後、早慶に150人程度が合格。いまは制服がなく私服で、一学年の生徒は約240名。OBには、永井荷風、鳩山邦夫、檀ふみ、鈴木光などがいる。学校関係者が語る。

「筑附とお茶大ではまったく校風が違います。筑附は知育、徳育、体育の調和を図る全人的人間の育成をモットーにしていますが、その言葉通り、文武両道で勉強も運動もしっかりやらせる。男の子も女の子も、『負けん気が強い子』たちが揃っています。我が強くないと逆にやっていけないくらい。悠仁さまが筑附に馴染めるのか心配です」

 今回の受験で物議を醸したのは、悠仁さまがお茶大と筑波大との間に結ばれた「提携校進学制度」を使われたことだった。

z