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「『少女革命ウテナ』との出会いは衝撃的で、宝塚受験の時も何度も見返した」七海ひろきが語る“アニメ愛”

2022/03/29

 旬な人が深くハマっている趣味について聞く連載。第6回のゲストは、幼少期からアニメが好きで、今は声優としても活躍する元宝塚男役スターの七海ひろきさん。

 宝塚歌劇団で男役スターとして多くのファンを魅了した七海ひろきさん。2019年に退団後、俳優、アーティストと仕事の幅を広げる中で、もうひとつの夢だった声優に本格的に挑戦し、キャリアを重ねてきた。昨年、「ヴァンパイア×ヴィジュアル系」のコンセプトで話題となり、舞台化も決定したTVアニメ『ヴィジュアルプリズン』では豪華声優陣に混じりメインキャストに抜擢され、その演技力が高く評価された。そんな七海さんは、根っからのアニメ好き。

 

「幼少期は『美少女戦士セーラームーン』『幽☆遊☆白書』『スレイヤーズ』『新世紀エヴァンゲリオン』など、色々なジャンルのアニメを見ていました。中でも『少女革命ウテナ』との出会いは衝撃的でした」

 主人公の天上ウテナは、幼い頃に出会った王子様に憧れ、自らも王子様になりたいと男装の麗人として生きる少女。入学した学園で、勝者に“世界を革命する力”を授ける“薔薇の花嫁”を賭けたミステリアスな決闘に巻き込まれていく。斬新な演出、世界観にファンの多い、1997年製作の伝説的作品である。

「劇画チックな舞台背景とか、雲の上にお城があるとか、それまで見たことのなかったものをたくさん見せてもらった作品でした。自分のやりたいことを精一杯やって生きているキャラクターが魅力的で、自分はどうしたいのか、どうやって生きるのかみたいなメッセージ性も心に響いて。美しい映像、一度聞いたら忘れられない音楽、声優さんのお芝居、どこをとってもテンションが上がります」

全文は『週刊文春WOMAN vol.13(2022年 春号)』に掲載。

 今も折に触れて見返すほど、ウテナ愛は深い。

「宝塚受験の時も、在団中も何度も見返しました。その時々の価値観や生き方によって見方や感想が変わる、私の中で大切な作品。主題歌『輪舞-revolution』の歌詞にある“潔くカッコ良く生きて行こう”は、私のモットーにもなっています」

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