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看護師という専門資格職だったから、ずっと働いてこられた面もあります。高齢になっても、資格があったから雇ってもらうことができました。

資格はとても大切。たくさんあって邪魔になることはないですね。75歳のとき、当時できたばかりのケアマネジャーの資格を取りました。ケアマネ資格があれば、現場に出られなくても、事務方で働くことができます。

だから、周囲の看護師にはケアマネ資格の取得を勧めているんです。介護士さんたちには、昇給につながる介護福祉士資格を。

長い年月、それは苦労もたくさんありました。でも97歳になった今は、「苦労が私という人間を作り上げてくれたんだな」と思っています。

池田 きぬ(いけだ・きぬ)
看護師
1924(大正13)年、三重県生まれ。地元の女学校を卒業し、赤十字の救護看護婦養成所へ進む。1943年、19歳のとき、海軍に療養所として接収された湯河原の旅館に、看護要員として召集される。終戦後、地元に戻り結婚。長男・次男を出産。中部電力津支店の保健婦として勤務。その後、精神科の県立病院で副総婦長を約20年。最後の1年は総婦長に。定年退職後、訪問看護や介護老人保健施設、グループホームなどの立ち上げにも関わった。75歳のとき、三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳のとき、サービス付き高齢者向け住宅「いちしの里」に看護師として勤務。現在も週1~2回の勤務を続ける。2018年6、75歳以上の医療関係者(当時)に贈られる第4回「山上の光賞」を受賞。

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