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乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故から17年 尼崎市の慰霊施設で追悼行事

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genre : ニュース, 社会

福知山線脱線事故の犠牲者を追悼してともされた「2005.4.25 わすれない」の文字=24日夜、尼崎市(代表撮影)

 乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故から25日で17年となる。兵庫県尼崎市の事故現場に整備された慰霊施設「祈りの杜(もり)」では24日夜、追悼行事が開かれ、遺族ら約30人がろうそく約600本に火をともして犠牲者の冥福を祈った。

 ろうそくは「2005.4.25 わすれない」の文字に並べられ、午後6時ごろ火がともされた。ろうそくを入れた紙コップには「心安らかにお眠りください」などのメッセージが書かれていた。

福知山線脱線事故の犠牲者を追悼してろうそくに火をともす参加者ら=24日午後、兵庫県尼崎市(代表撮影)

 追悼行事は今年で8回目。実行委員長で、義弟=当時(34)=を亡くした上田誠さん(55)は「事故を風化させてはいけない。残された遺族が鉄道の安全を祈り、世間に発信していくことは使命ではないか」と話した。JR西日本に対しては「(社員)一人ひとりが安全を担っているという意識を持つような教育をしてほしい」と求めた。

 参加した尼崎市の男性(40)は、JRとは別の鉄道会社に勤務。「安全な輸送を提供する使命を果たし続けなければならないという思いを再確認した」と話した。

 新型コロナウイルス感染拡大で中止されていたJR西日本主催の追悼慰霊式は25日、3年ぶりに開催される。

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