3人の中で45歳と最年少の香取も、昨年暮れに25年以上交際した2歳上の女性と結婚した。SMAPの中では年の離れた末っ子として自由奔放さが持ち味だった。
「本人は自分自身のことを“パーフェクトビジネスアイドル(PBI)”と称して、常に愛される存在として振る舞ってきました。1人の女性と長く付き合い、トラブルを起こすこともなかった。飲み歩くこともないから、若々しく、フィジカル面も素晴らしい。見ているだけで元気をもらえるのが、香取さんの魅力だと思います」(テレビ関係者)
実は一番心配? 香取慎吾の“危うい魅力”
だが、アイドルと言っても、もう45歳だ。このままアイドルとしてのキャラクターを守り続けられるのだろうか。
「『ワルイコあつまれ』では慎吾ママに扮して登場するコーナーがあります。2000年には『慎吾ママのおはロック』をリリースして130万枚の大ヒットになりましたが、当時を知らない若い人や子供たちがどう受け取るのかは少し心配ですよね。身長180センチのアラフィフ男性が巨大なリボン&フリフリエプロン姿で、ハイテンションで登場するわけですから。
香取さんは、稲垣さんや草彅さんと違って、昔から同じように元気で真っすぐな慎吾ちゃんとして活躍してきた。SMAP在籍中は、そのキャラを変える必要がなかったけど、これからが心配ではあります」(バラエティー番組関係者)
変化を求められ、脱皮をする機会が待たれる香取
“大人な慎吾ちゃん”が観られる番組「SmaSTATION!!」は2017年9月に終わったまま。脱皮する機会がほしいところだ。
「デビュー前からかわいがられている萩本欽一から譲られた『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)も経費削減で、番組制作が話題にのぼることはありません。ただ、昨年暮れにNHKドラマ『倫敦ノ山本五十六』に主演し、俳優として新しい境地を開きつつあります。3人の中で一番変化を求められるのは香取君でしょうね。ただ彼は根っからのアイドルですから、その時の一番いい魅せ方は心得ていると思いますよ」(女性誌編集者)
新しい地図の奮闘は、これからも続いていく。