昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「宝くじに当たっても、仕事は辞めない方がいいですね」スポーツくじBIGで6億円、高額当選者が語る“その後の人生”

2022/05/19

 誰もが一度は憧れる、宝くじやスポーツくじでの一攫千金。2010年にその夢を叶えた男がいる。ブログ「totoBIGで6億円当選した男の記録」を運営する「れお社長」その人だ。現在はYouTuberとしても活動しており、自身の高額当選体験について発信している。

 そんなれお社長に、6億円当選後の人生の変化、現在の経済状況などについて聞いた。

 

◆◆◆

――まず、6億円当選された経緯を教えてください。

れお社長 楽天銀行に“おまかせBIG”っていう、スポーツくじを自動的に購入できるサービスがあるんですよ。当選したのが2010年なんですけど、当時は光熱費とかを楽天銀行でまとめて払っていて。その兼ね合いで「スポーツくじ、おまかせBIGでどうですか?」みたいなメールが届いたんです。で、なんとなく登録して。

――“おまかせBIG”は、曜日指定や口数を自分の好みに設定してスポーツくじを継続的に買うことができます。れお社長は、どういった設定にされましたか?

れお社長 サッカーの試合が行われるたびに購入する“毎開催回コース”で、毎回5口。1口が300円なんで、1回につき1,500円。月トータルでいうと、試合の回数次第によって変わるので6,000円から多い時でも1万円くらいですかね。無理のない範囲でできる毎週の楽しみは、そのくらいだったかもしれないです。

スポーツくじ「BIG」公式サイトより

――当時の経済状況はあまりよくなかったのですか。

れお社長 そうですね。おまかせBIGを買い始めたのが2009年で、ちょうどその頃、知人2人と共同経営で会社を始めていたんです。いわゆるITベンチャーってやつで、なかなか事業が軌道に乗らず、ほぼ無給で働いていた時期でした。

――では、藁にもすがる思いで“おまかせBIG”を始めたんですか?

れお社長 そんなこともなくて。宝くじシミュレーションとか、ネットによく転がってるじゃないですか。試したことがありますけど、まぁ当たらないですよね。自分が明日死ぬ確率よりも、6億円当選する確率のほうが圧倒的に低いんじゃないかってくらい(笑)。

銀行口座に6億円が振り込まれた(本人提供)

億万長者になった瞬間の気持ち

――しかし実際に6億円が舞い込んできた、と。当選を確認したときの状況は?

れお社長 楽天銀行から入金のお知らせメールが来て、そこに「toto当選金」と書いてあったんですよ。とはいえ、それまでにも数百円レベルで当たったことがあったので、あまり期待はせず(笑)。さっそくログインして確認したら、6億円当選したことが分かって。最初はあまりに現実味がなくて、フィッシング詐欺なんじゃないのかなと思ったんですよ。で、一旦ログアウトして、改めて楽天銀行の公式サイトからログインして、ズラーッと桁が並んでいる明細をスクショしました。

――当選したことを、誰かに話しましたか?

z