文春オンライン

「胸元に目が行ってニュースが…」とクレーム、真冬に愛用の白いコートが消えて…元ローカル局アナ(39)に起こっていたこと

塩地美澄さんインタビュー#1

2022/06/04

 元秋田朝日放送アナウンサーで、現在はグラビアタレントとしても活躍を続ける塩地美澄さん(39)。地元北海道を離れ、縁のない土地のローカル局のアナウンサーになった彼女が、東京で活動をするようになって7年。地元では誰もが知っているような人気アナウンサーは、なぜ東京で“アイドル”になったのか――。

◆◆◆

――塩地さんの今の肩書きを教えてください。

ADVERTISEMENT

塩地 自分自身でも「フリーアナウンサー兼グラビアアイドル」なのか「グラビアアイドル兼フリーアナウンサー」なのか、心が蠢いていた時期がありましたが、今しっくりくるのは「グラビアタレント」です。グラビアを中心に活動しながら、タレントとしてテレビにも出演させていただいているので。

――いつ頃、その肩書きに落ち着いたんですか?

塩地 この2年ですかね。今の事務所に移籍してすぐコロナ禍になって、テレビのお仕事がほとんどなくなったんです。

写真=釜谷洋史/文藝春秋

 それもあってグラビアの活動をメインに頑張った結果、少しずつ自分の存在を知っていただけるようになって。次第に「グラビアタレント」として胸を張れるようになったんです。「アナウンサーとしての私をテレビで観ていた方に心配させてしまった」という想いをずっと抱えていたけど、そのモヤモヤがようやくなくなったというか。

男性が目の前で「この子がいい」と言い出して…学生時代“合コンのトラウマ”

――遡って、学生の頃はどんな生活を送っていましたか?