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「夜の歌舞伎町というだけで怖いイメージが…」元“No.1ホスト”城咲仁の妻(33)が明かす、意外すぎる馴れ初め

「夜の歌舞伎町というだけで怖いイメージが…」元“No.1ホスト”城咲仁の妻(33)が明かす、意外すぎる馴れ初め

加島ちかえさんインタビュー#1

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 元・歌舞伎町ナンバー1ホストとして活躍したタレント・城咲仁さん(44)と昨年4月に結婚した、タレントの加島ちかえさん(33)。ものまねショーパブでの下積みを経て、「志村けんのバカ殿様」の腰元として舞台やテレビにレギュラー出演し、最近ではものまね番組やバラエティ番組などにも出演中である。

 そんな加島さんに、歌舞伎町ナンバー1ホストとの出会いから結婚、結婚後の別居報告の真相、バカ殿の舞台裏まで詳しく聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)

加島ちかえさん

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この人は自分と近い感覚を持っている人なんだなって

――そもそもお2人の出会いのきっかけは何だったのでしょうか。

加島 私が当時出演していたものまねのエンターテイメントハウスに、お客様として彼が来られたのがきっかけでした。

――第一印象はいかがでしたか。

加島 当時私は、地元関西から上京して間もなくで、実は彼の存在を知りませんでした。周りのお客様や先輩がざわざわと彼の話をしていたので、有名な方なんだなと思いましたが、その時はショー後に挨拶を交わしたくらいで。

「腰元ガールズ」として活躍する加島さん

 それから別件で彼からお仕事のオファーをいただき、何度か会いましたが、知り合いとも言えないくらいの距離感が4~5年ほど続いていました。

――そんなお2人はどのように距離を縮めていったのでしょうか。

加島 知り合って5年ほど経った頃、突然彼から連絡がきて。「何してるの? ちょっとゆっくり食事でも行きませんか」と。私は食事会だと思っていたので「はい。ぜひ。他にどなたが来られますか?」って聞いたら、「いや、誰も来ないよ、2人ですき焼きでも」と。

 

 聞いた話ですが、仕事で悩んで疲れていた時期だったそうで、ゆっくり気兼ねなくご飯を食べて話せる人と思った時に、なぜかふと私が思い浮かんだらしいです。その日がちゃんと話すのは初めてだったんですが、いざ食事をしながら話すと、驚くほどに共通点が多く、会話も弾んで意気投合しました。

 同じ資格を持っていたり、好きな音楽や食べ物の味付けの感じ、よく見る番組、一番行きたい国、将来飼いたい動物、笑いのツボやタイミングまで、全部同じだったんですよね(笑)。一番好きなバラエティタレントが「高田純次さん」で揃ったときは「そんなことある?」って2人で絶叫しました。こんなに自分と似た感覚を持っている人ってなかなかいないなぁと思いましたね。